アラン幸福論 (角川文庫 名著コレクション 5)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043026012

感想・レビュー・書評

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  • ぼくがトローチの効用を説いた理由もそこにある。同じような方法でもって、うまくあくびが出れば、しゃっくりは直っている。しかし、どうやったらあくびが出るか。うまくあくびを出すためにはまずあくびを真似ることだ。

  • 幸福とは、褒美を求めなかった人たちのところへ来る褒美である。

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著者プロフィール

1868-1951。本名Emile Auguste Chartier。ノルマンディーに生れ、ミシュレのリセ時代に哲学者J・ラニョーの講義を通して、スピノザ、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル等を学ぶ。エコール・ノルマル卒業後、ルーアン、アンリ4世校などのリセで65歳まで教育に携る。ルーアン時代に「ラ・デペーシュ・ド・ルーアン」紙に「日曜日のプロポ」を書きはじめたのが、彼のプロポ(語録)形式の初めである。アランの人と著書については、アンドレ・モーロワの『アラン』(佐貫健訳、みすず書房、1964)に詳しい。邦訳されたものとして、『定義集』(森有正訳、1988)、『デカルト』(桑原武夫・野田又夫訳、1971)『プロポ』1・2(山崎庸一郎訳、2000、2003)『アラン 芸術について』(山崎庸一郎編訳、2004)『小さな哲学史』(橋本由美子訳、2008、いずれもみすず書房)などがある。

「2019年 『定義集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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