数学物語 (角川ソフィア文庫)

著者 : 矢野健太郎
  • 角川学芸出版 (2008年4月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043118021

作品紹介・あらすじ

動物には数がわかるのだろうか。また、私たち人類の祖先はどのように数を数え、その時、手足の指はどんな役割を果たしたのだろうか-。エジプト、バビロニアにおける数字の誕生から、「数学の神様」といわれたアルキメデス、三角形の内角の和が180度であることを独力で発見したパスカル、子供の頃は「落第ぼうず」と呼ばれたニュートンの功績など、数学の発展の様子をやさしく解説。数学の楽しさを伝え続けるロングセラー。

数学物語 (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 難しい数式が出てこない数学史。ニュートンさんの萌え話はどうやって伝わったのでしょう。

  • 1961年刊行。中学生・高校生向けの数学、数学者、数学史読本。

  • エジプト、バビロニア、古代ギリシャの数学や、様々な記数法のはこまり、パスカルやデカルト、ニュートンの業績などを解説した本。
    ピタゴラスの定理や、アルキメデスの円の表面積の公式などがどのように導かれたか、説明してある。
    数学が苦手だった私には時間がかかったが、丁寧に説明されているので、なんとか読み終えられた。
    ただ、章の末尾の方で扱われる内容の説明が、突然駆け足になる傾向がある。
    ピタゴラスの定理についてはあんなに丁寧なのに、多角形で空間を埋める話になると、割とあっさり。
    ユークリッドの円の内接、外接の話や相似の話は、無理に押し込まれていて、なにか理解した感覚がない。

    最後のオイラーの一筆書き問題は面白かった。
    他の数学者については伝記的な情報もあるのに、オイラーについては何もないのは...なぜ?

  • 原始人の数の数え方から始まり、ギリシャの哲人、ニュートン、オイラーの定理まで、驚くべきわかりやすさでエッセンスを紹介した一冊。おそらくもともと中高生向けだと思いますが、大人が読んでも間違いなく面白い。

    こういう1冊に若いころに出会っていたら、という後悔も感じてしまうくらいの良書でした。

  • タイトルにあるように「物語」だった。
    中高生でも読めるところがよいとおもう。

  • 昔習った算数(数学)を思い出させてくれる本。とても丁寧な説明がついていて、数学の教師は必読!

  •  読みはじめて思ったのだが、多分以前に読んだことがある。なんとなく懐かしい感じがする。とても分かりやすく気持ちよく読める数学入門的読み物である。

     歴史の流れに沿って、数の数え方からニュートンまで分かりやすく説明してくれている。個人的には、数字を表す記号や文字のあたりはもっと短くていいと思った。その分、せっかくニュートンまでいったのだから、微積分くらいまでこの分かりやすさで解説してほしかったなと思う。

     幾何学のあたりは新鮮で、昔、証明問題に苦労したのを思い出す。なかなかいいものだ。数学ってやっぱりおもしろいものなんだってふんわりと思う。

  • 数学の面白さを伝えるのがこんなに上手な人は矢野健太郎さんを置いて他にない。これほど薄い本で、これほど平易な日本語で(しかも美しい)、はい楽しかったですね、と言った頃には数IIBくらいまでの内容はさらりと終わっている。
    数学に関する本で、物足りない、もっと続きが読みたいと思わせるとは、凄まじい方だ。

    ところで学問の起こりが紀元前にあるとはすごいことだな。数学、哲学、天文学の世界には、本能的に人間を惹き付ける魅力があるのだろうな。

  • 約20年ぶりに読みました。内容の面白さはさることながら、平易な言葉でわかりやすく説明する著者の文章力に驚かされました。時代が変わってもうつろわない強さを持っていると思います。やっぱりヤノケンは偉大です(。-_-。)

  • 面白かった!戦前に書かれた本とはまったく思えない。数学の魅力に気づくことができた。アレキサンダー・ポープがアイザック・ニュートンに贈った詩がすばらしい。(2013.07.30)

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