ロウソクの科学 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (1962年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043127016

みんなの感想まとめ

科学の基本的なテーマを通じて、日常生活や人生における深い洞察を提供する本作は、ロウソクの燃焼から始まり、化学の基本的な要素である水素や酸素、水蒸気、氷などへと展開します。読者は、ロウソクの芯にロウが染...

感想・レビュー・書評

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  • 何か一つの結果を見たとき、ことにそれがこれまでとちがうものであったとき、皆さんは、「何が原因だろうか。何でそんなことがおこるのだろうか」と、疑問をもつことを、いつでもお忘れないことを希望いたします。こんなふうにして、皆さんは長いあいだに真理を発見していくことになります。

  • 実験自体はとても興味深く、目の前で見たいと思いました。が、書籍としては個人的には読みずらく斜め読みしてようやく読破できました。科学の入門書という位置付けで考えると中高生には難しいような気もしますが、終盤の酸素と水素と炭素の内容は身近な例も挙げていたりしますので、馴染み易さはありました。最後の解説の通りこの本では実験の雰囲気を再現することに重点を置いているとのことですので、そういう意味では的はえていると思いました。

  • カップを作る空気の流れ、個体のロウの液化、ロウの液体を引き上げる毛管引力、蝋の蒸気の生成、蒸気の燃焼、水素の発生、炭素の発光など、普段は意識もしない科学の現象を改めて首尾一貫した形で理解することができた。
    役者も書いていたが、その場の雰囲気を伝えることが重視されているため、直訳的な表現が多く、読みにくい部分はあった。

  • 確か中学1年の時に読んだはず

  • サイエンス

  • 科学の啓蒙書としての先駆的な書物という歴史的な功績と、今後誰かがこの本を基にしてリメイク講義をやってくれることを期待して星三つ。しかし、時代の違いもあるしある程度の読みにくさは仕方ないとしても、活字の鮮明さの分だけ分だけ岩波版の方が読みやすい。なので買うときは岩波版と見比べたほうがよい。この点が改善されれば岩波版と同様の星五つまで引き上げます。

  • 有名な少年少女向け講演記録。文字に起こすと冗長さは避けられず、可能ならば映像化して欲しい。
    児童書には本書より少年少女科学名著全集6のロウソクの科学(北見順子編)が適する。

  • (1998.08.24読了)(1998.01.31購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです」ロンドンの貧しい鍛冶屋の家に生まれたファラデーは、1本のロウソクを用いて科学と自然、人間との深い交わりを伝えようとする。子供たちへの慈愛に満ちた語りと鮮やかな実験の数々は、科学の面白さ、そして人類の未来をも照らしだす。時を超えて読者の胸を打つ感動的名著。

  • 途中まで読んで積ん読状態に。

  • 2012年6月改版初版を購入。書誌がないためとりあえずこれで登録する。

  • 内容情報
    [BOOKデータベースより]

    一本のロウソクに火をともせば、深遠な科学の世界への扉が開く。製本工から夢を叶え、偉大な科学者になったファラデー(1791‐1867)が、もっとも愛した聴衆―少年少女に語りかけ、実験をくりひろげる名講義。世界中で愛読されてきた本書は今なお科学の精神を生き生きと伝える。現代の読者のために詳細な訳注・解説を付した。新訳。

    第1講 ロウソク―炎とそのもと‐構造‐動きやすさ‐明るさ
    第2講 ロウソク―炎の明るさ‐燃焼に必要な空気‐水の生成
    第3講 生成物―燃焼によって生じる水‐水の性質‐化合物‐水素
    第4講 ロウソクの中の水素‐燃えて水になる‐水の他の部分‐酸素
    第5講 空気中の酸素‐大気の性質‐ロウソクからの他の生成物‐炭酸とその性質
    第6講 炭素つまり木炭‐石炭ガス‐呼吸‐呼吸とロウソクの燃焼との類似‐結論

  • 11年12月、読書会課題図書

  • 一本のロウソクにまつわる科学のお話。とにかくファラデーさんのファンで大好きなのです。クリスマスでこの講演を開いたというのが素敵です。話の持っていき方が秀逸で魅せられます。
    というか何気に危険な事をやらされ続けた助手のアンダーソン君はどうなってしまったんでしょう(笑)

  •  ファラデーがクリスマスに行った青少年向けの講演。
     科学の基本的な事実を、実験を見せながら解き明かして行く。内容自体は大人からすれば周知の事実も多く、見るべきものもないのかと読み進んでいたが、自然が相補っているという理(ことわり)へ結び付けて行くラストは、その大きな視点が感動的ですらある。

  • 読了メモ。M.ファラデー『ロウソクの科学』。フォイエルバッハ『キリスト教の本質(上・下)』。世界への認識を深め、関係を問い直す。前者はロウソクの燃焼から後者は神と人間の関係から。共に論理的かつ情熱的に。

  • ロウソクを題材に、水素・酸素・炭素などの生活にありふれた物質を実験をもとにして説明していく本です。
    少年少女を対象にした講演の記録なので、ハイレベルな化学知識がなくても理解できます。
    自然界の相互扶助の精神を丁寧に解き明かしていくファラデーのお話に、きっと夢中になるはずです。

  • 859夜

  • ファラデーと言えば、ベンゼンの発見、電磁誘導の発見、電解物質におけるファラデーの法則の発見など輝かしい業績を残したことで有名です。

    本書は貧しい鍛冶屋の子供に生まれたが、苦労して大科学者になったマイケル・ファラデーの講演記録です。

    講演で、たった一本のロウソクをめぐりながら、ファラデーはその種類、製法、燃焼、生成物質を語ることによって、自然との深い交わりを伝えようとしています。

    ファラデーは自然科学の勉強の入り口として、一本のロウソクの物質的現象を考えることほど打ってつけのものはない。そして、炎のいろんな部分で何が起こっているか、どうしてそれが起こるか、その現象の中で何がおこなわれているか、ロウソクの全体はどうなってしまうかなどを突きとめることの重要性を語っています。

    実験や観察から学びとる姿勢が科学の基本だと感じる一冊です。

  • 100年以上も前の科学講演。一般大衆の科学に対する理解が現代と大して変わらないのが面白いですね。

  • 電磁気学の分野で活躍したマイケル・ファラデーが、少年少女のために行った講演をまとめたもの。ロウソク一本でさえ、科学的に、真面目に考えようとすると結構いろいろな事が見えてくるというお話。

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著者プロフィール

イギリスの科学者。1791年、ロンドンに生まれる。ベンゼンの発見、ファラデーの法則など、幾多の輝かしい業績を残した。

「2017年 『ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ファラデーの作品

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