増補「自分で考える」ということ (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1963年4月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043130016

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

思考の深化と自己理解を促す内容が展開されている本書は、理性や中庸の重要性を強調し、哲学的な思索の特徴をわかりやすく解説しています。著者は、理性的な判断力を育むことが、真実を求めるための鍵であると説き、...

感想・レビュー・書評

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  • 本の内容を理解するとは、書かれている全部を理解することではなく、その本で取り上げられていない問題に対しても、その著者であれば、どのように解答するかを言えるようになること。p.119

    **********
    理性。ものごとを正しく判断する能力。真と偽を区別する力。是非を判別するもの。p.21

    中庸。いかなる抽象・概念的な極端論にも与せずに、ひたすら真実を求めること。汗にまみれ自分に鞭うつ果てしない努力。二つの立場の中間に安んずることではない。p.22

  • 著者が、哲学的な思索の特徴についてわかりやすく語ったエッセイなどを収録している本です。

    「思想の英雄・デカルト」というタイトルの文章は、デカルトの思想の意義についての考察がなされています。デカルトは、方法的懐疑によって精神の存在を確立するとともに、自然界を延長として把握する考えに到達しました。著者はこうしたデカルトの議論をみちびいたのが、彼の方法的な精神であったことに注目します。というのも、神のような絶対的な知性をもっていないわれわれ人間は、この世界の真理をいっきょに把握することは不可能であり、正しい方法にもとづいて理性的な思索を一歩一歩推し進めていくことによって、はじめて正しい認識に到達することができるという考えこそが、デカルトの思想の重要な意義だからです。こうして著者は、「人間の弱さのシンボルであった方法は、そのまま人間の強さのシンボルなのであります」と述べています。

    本書のタイトルになっている「自分で考える」ことは、まさしくこうした人間的な理性を働かせることによって、自己と世界のあいだに存在している真理を自覚することができるということを意味しているといえるように思います。

  • 全体的に少し難しかった。やはりこういう頭を使う哲学的な本は、休日に一気に読み進めるが吉。
    読書とは、知識だけでなく、感性を広げるためのものだと書かれていたことに、大きく納得した。

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