運と気まぐれに支配される人たち ラ・ロシュフコー箴言集 (角川文庫)
- 角川書店 (1999年5月11日発売)
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感想 : 19件
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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784043160013
みんなの感想まとめ
人間の心の複雑さや運命の偶然性を鋭く洞察した箴言が詰まった本書は、深い思索を促す一冊です。著者は、他者との関係や自分自身の内面を見つめ直すための視点を提供し、例えば「沈黙は自信なき者の手段」といった考...
感想・レビュー・書評
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ニーチェ、ショーペンハウエル、トルストイ。国内では芥川龍之介が「枕頭の書」としていたらしい本書。
鋭い考察で、抉られるような箴言の数々。
・沈黙とは、自信なき者の最も安全な手段なのである。
・人は、ふつう、誉めてほしいから、誉めるのだ。
・似非紳士とは、自分の欠点を他人にも自分にも隠す人である。まことの紳士とは、自分の欠点を知り尽くして、それを告白する人である。
・人間の価値にも、果物と同様、季節がある。
・嫉妬の中には、愛よりも、自己愛の方が多い。
・信頼は、才知よりも、会話を豊かにする。
・葬式が派手なのは、死者の名誉より、生きている人の虚栄と関係が深い。
・人は、他人の心を見抜くのは好きだが、自分の心を見抜かれるのは好きではない。
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エロゲ「それは舞い散る桜のように」のキャラクター、八重樫つばさちゃんが中学時代に読んでしまった箴言集。どんな紹介だよ。運とか恋とか愛とか常識とか気分の変化とか、そういう偶然的・蓋然的・恣意的なものを、必然性があったのだと信じる大衆に「いや、お前らが言うよりも世の中は運のみやで」とロシェフコーが言った本。
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暇な時にめくると人間の心の動きを違う角度から見る視点が得られて良い。
本音と建前というのは外向きのものだけではなく、自分を騙す為のものもあるのだな。 -
「図解 仕事力が身につく必読の「古典」50冊」より。
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著者のラ・ロシュフコーは17世紀のフランスの貴族です。大貴族の家に生まれながら激動の人生を歩み、強い人間不信にも陥りました。そういった背景が、彼一流の厳しく辛辣な人間認識を醸成しました。
解説によると、ラ・ロシュフコーが残した文芸作品は、この1冊だけだったと言います。その1冊が、人間観察の鋭さ・深さが故にニーチェ・ショーペンハウエル・トルストイ等々、多くの国々の錚々たる作家・哲学者たちにとっての「枕頭の書」となったのです。 -
【含蓄】自己の腕前を人に示さないことこそが真の腕前である。含蓄ある多くの言葉たち。
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そこそこ面白かった。
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鷲田清一などによく見かける「他者の視線によって形成される自己」の言説をシニカルに言えばこうなるのだろう。
何度も読み返してきたが、他者に影響されているときほど鋭く突き刺さるように思える。
原文とのニュアンスの離れ具合は分からないが、他の訳よりも断定的で心地よい。 -
箴言集:戒めとなる短い句集。
まあ、確かに、「そうかもね」とは思うけれど、なんていうか、読んでいて、作為的に卑下しているような文面自体に、戒め的な品格、オーラみたいなのが全くなかったので、途中で読むのが面倒になってやめちゃった。
「あー、わかるわかる、そーいうのあるよねー」
という複数で同調する空気を味わいたい人にはおすすめかも。 -
読書状況は“読みたい”だが、実際は“昔読んだがまた読みたい”である。
人間を厳しく……厳しくと云うか、冷静な目で観察をして言葉を向ける。
それが、筆者の箴言であると思います。
この本を読むと、どこかの言葉に必ず“悟る”はずです。
嗚呼、(おそらく筆者は)キリスト教であるのに仏教用語を使ってしまった…!
我日々精進 -
箴言集なので、読みやすくおもしろい。
内容もさることながら、表紙の絵(ボッスだったか?)もイカしすぎて切り取って当時の手帳の表紙にしてしまったため、行方不明。
読み返すと再度中毒しそうなので、今は熟成中…。 -
えぐる言葉。
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アフォリズムの極致の一冊。
現在よく耳にする名言も、元を辿れば、そのほとんどがこの一冊に行き着くのではないかと思われる。
ニーチェ、トルストイ、ショーペンハウエル、芥川龍之介などの「枕頭の書」としても有名。 -
ロッシュフーコーの箴言集は芥川龍之介を通じて知られていますが、今読んでも悪くない。
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シニカルな気持ちになります。
著者プロフィール
ラ・ロシュフコーの作品
