モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043170029

感想・レビュー・書評

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  • キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラといえば戦闘服姿、髭面の肖像写真が思い浮かぶ人は少なくないと思うけど、彼がアルゼンチン人で、医者だったという事実は案外知られてないのでは。そしてこんなにもイケメンだったとは、僕も初めて知りました。(^^;
    若き日のエルネスト・ゲバラが南米を放浪し、搾取と貧困と絶望に喘いでいた原住民族や貧困層に接していく中で、革命への意志を抱いていく過程の記録。翻訳イマイチということもあり読みやすくはないけど、ひきこまれる。
    それにしても最近読書が進まない、なんでやろ。集中力不足著しい…。

  • 冒険譚、のようにも思えるこの本。
    しかし、その後のゲバラの人生を思うとき、何か暗示や必然を感じさせてやまない。
    人生は振り返ったとき、初めて本当の顔を現すのかもしれない。

    文章もある程度簡潔で読みやすく、特に風景や人物の描写がいい。
    途中、彼らの境遇が苦しそうで読むのが辛くなったりなどしたが、全体にとても興味深く、面白い。

  • ジャケ買い。ゲバラと知らずに買った。ゲバラ関連の本はいつか読んでみたいと思っていたので、ちょうどよかった。バイク乗りとしてはとても憧れる自由な旅。その中で社会に対する気付きを積み重ねていくゲバラ。自分も旅の中で考えたり気付くことは多いので、重なるところがある。あくまでも日記であって物語ではないので、描写にわかりにくいところはあるものの、その生々しさがまた良い。

  • 映画はちらと見たことがあったのだが、彼らがハンセン病を研究する医学生であったということを知らずにいた。
    映画も再度観たいが、こちらも読みたい。

  • 映画も良かった

  • 大崎Lib

  • 読了。

    『購入本』
    モーターサイクル・ダイアリーズ / エルネスト・チェ・ゲバラ

    運命を変えたのは二回目の旅で、こちらは一回目です。
    ゲバラは医学生のときに親友のアルベルトともにバイクに乗ってたびにでる。
    アルゼンチン→チリ→ペルー→コロンビア→ベネズエラ→マイアミ経由→アルゼンチン。

    モーターサイクルといっても初期段階でバイクは故障して、ヒッチハイクの旅になる。
    なんか行き当たりばったりかつ人の好意には喜んで甘える的な感じがしないことはないが南米の若者はこんな感じかもしれないという印象。まぁ南米に限らずかな、少ない資金で目的を達成させるためには、藁をもすがるのは万国共通かもしれない。
    とはいえ、ゲバラは根っからの勉強好きなのかその土地土地で図書館に行ったりしてる。旅もまた学びということでしょうかね。
    ハンセン病の療養所を巡っているし目的はけっして見失っていないんですよね。

    映画にもなっているのでそのうち見てみたい気もしますね。
    というわけで面白かったです。

  • ゲバラの紀行文

  • チェゲバラの若かりし頃。Nortonで旅に出るのが素晴らしい。若々しく荒削りな旅の中で、真っ直ぐさを失わないチェが良かった。

  • チェ・ゲバラの学生時代の南アメリカ大陸旅の旅行記。
    奴隷、差別、貧困、富の独占など、南アメリカ大陸の国々の惨状に接し続け、革命家になる最初のきっかけとなる旅だそうです。

    歴史や時代背景、チェの人物像をほぼ知らない上に、日本語にはない比喩表現や言い回しや倒置とその直訳。
    本当に読みにくく、理解がなかなか進まない作品でした。
    歴史と時代背景を知らないのは完全に私の落ち度です、すみません。

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著者プロフィール

1928アルゼンチンに生まれる
1956旅先のメキシコで、亡命中のフィデル・カストロと出会う
誘われて、キューバ解放の武力闘争に参加
1959キューバ革命勝利。キューバの市民権を授与される国立銀行総裁な
ど、経済関係の重要閣僚に就任
他方、経済使節団団長として各国歴訪
また、ゲリラ戦争論を含めた解放闘争論、社会主義経済建設論、
「新しい人間」論など広い分野で積極的に発言を行なう
1965友邦=ソ連を批判して後、キューバを出国
1966コンゴでの国際主義的活動に従事
1967ボリビアでのゲリラ闘争中に捕われて、銃殺される

「2010年 『マルクス=エンゲルス素描』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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