古典文法質問箱 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.86
  • (8)
  • (9)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 124
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043260027

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 必携の一冊になってしまった。
    学生向けだけど、改めて「なぜそうなったか」に立ち返ることが出来た。

    「御」は、「お」なのか「おん」なのか「おほん」なのか「ご」なのか「ぎょ」なのか。
    ルビ振ってあるし、とか、古語辞典にはこうあるし、ではない根拠があって参考になる。
    「土左日記」はずっと「にき」だと思っていたけれど、促音便はこの頃では表記しないから「にっき」ではないかと言われ、なるほど……。

    また、助動詞「る」「らる」に何故色合いの違う四つの意味があるか、という問いにも、出来るは元々「出て来る」で、日本人にとっての可能は、自然の成り行きとして「現れ出て来る」から来ているためだとしている。
    す、すごないですか⁈

    もちろん全てを鵜呑みにするわけではないけれど、比較検討する上でこれだけ古典文法を網羅していただいていることは、力強い。

    最近、小松英雄を読もう!と意気込んでいた所に、また一人。。。
    時間がどれだけあっても、足りない。
    しっかり消化せねば。日々是精進也。

  • 学生・社会人問わず古典に興味があって勉強しているという方、特にここが分からん! と具体的にお持ちの方には役に立つ本と思います。ピンポイントで詳しく説明されているのでハマれば強い味方になってくれるのではないでしょうか。
    反面やっぱり難しいところは難しく、自分などは理解できない箇所もあり、これ一冊で全て解決とはいかないです。初学者にはちと高度ですかね?
    用例が多いともっと良かったように思います。

  • 私が持ってるのは古い表紙の。
    どこまでも苦手な助詞以外の範囲は分かりやすく、たぶんしっかりと理解できたと思う。同じことを何度でも繰り返し説明してくれるので、「また?」となる反面、理解に至れる。
    文体も読みやすく、整然としていて、文法嫌いの私にはありがたいばかり。
    形容動詞の論争がどういうことなのかやっとわかった。

  • 11/10/25、ブックオフで購入。

全4件中 1 - 4件を表示

古典文法質問箱 (角川ソフィア文庫)のその他の作品

大野晋の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島 由紀夫
小西 甚一
谷崎 潤一郎
有効な右矢印 無効な右矢印

古典文法質問箱 (角川ソフィア文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする