- KADOKAWA (1996年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784043400010
作品紹介・あらすじ
変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。「わたしは、本当は殺されたのだ」と、死者が、真実の言葉で生者に訴えかける! 元東京都監察医務院長が明かすノンフィクション。
みんなの感想まとめ
死体を通じて生者の真実を探る法医学の世界を描いた作品は、元東京都監察医務院長の貴重な経験に基づくエッセイです。著者は、変死体の検死を通じて、死者が持つ声を生者に伝える重要性を強調しています。普段は目に...
感想・レビュー・書評
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ホント興味深い。
普段の生活で死体を目にすることが無い私にとっては、ただの死体でしかない。
だけど、元監察医の筆者には全然違うものが見えているんだよな。
死因を特定するための解剖、か。
これを読むと、自分が突然死するような事があったら、ぜひとも死因を明らかにして欲しいなあと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元東京都監察医務院長が、現役時代の貴重な経験を記したエッセイ。20数年ぶりに再読。
著者の著作は興味深く、数冊読んでおり、他の作品もこれを機会に再読をしてみるか。
「監察医制度は、変死者の検視、解剖をしているだけではない。データは必ず、生きている人に還元される。そして、予防医学にまた衛生行政に役立たせている」
「監察医は人間の終局の姿を直視する仕事でもある」
「法医学は死者の声を聞く学問である」
著者の法医学という研究及び仕事に対する矜持、自負が表れる言葉である。 -
法医学の重要性が確立され出した時代の、監察医が語る検死のあれこれ。
「よく死体を見た後でご飯が食べられますね、と聞かれることがあるが死体を見ないと私はご飯が食べられないのですよ」と返したというブラックジョークの通りで、こういう仕事をしている人も世の中にはいるんだ、という根本の部分が書かれている。 -
監察医の方の体験談と、考えについて。
「死者の人権をどう守るか」と言う内容が興味深かった。
死んだ後のことなんてと思う人もいるだろうが、その死んだ後の処理をする人は必ずいるのだ。
随分オブラートに包まれているけど、基本グロ寄りなので万人にはお勧めしづらいが、作り話と違った生々しさは中々他にはない。 -
変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける!突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。
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昔の日本は餓死で死ぬ人が多かった。
が、GHQが入ることにより変死体の行政検死が進められた。
それにより餓死だと思っていた人たちの大半が肺結核であったとわかる。
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「死体は語る」の続編。一作目ほどの衝撃は当時なかったはず
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元監察医の体験記。
海堂尊もよく問題にしているけど、日本の死因究明の甘さは、如何なものかと思う次第。
上野さんの著書は読んで損はありません。 -
上野氏の著作は3つ目になるが、最も良い。もっとも内容はかなり類似しているが…
一般人向けに分かりやすく、興味を惹くように作られている。それに対する批判もあるが、私はこれによって法医学に興味を持ったし、重要性も感じた。
私の中では数少ない星5である。 -
「法医学は、死者の声を聞く学問でもある。」
これまでに解剖5000体以上、検死20000体以上の死体を見てきた死体の専門家。(wikipediaより)
上野正彦さんによるノンフィクション
また読みたい -
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鶏姦って言葉、初めて知った。なんか知らんが引いた。
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元監察医の著者が、検視にまつわるエピソードを綴ったもの。エッセイ集のようなものになっているので、著者が監察医だからこそ言いたい何かがいまいち伝わってこない。
同性愛や女性の性倫理について書くときは、どこか現在のポリティカルコレクトネスからはみ出していそうで危なっかしい感じがする。 -
監察医 上野正彦による死体にまつわるノンフィクション『死体は生きている』(’89)
本書は、ご自身の検死の体験を語った『死体は語る』(’88)の反響を受けて出版されたもので、『死体は知っている』(’94)と併せて三部作とされているようだ。
上野正彦さんの本はどれも読みやすくて面白い。『解剖学はおもしろい』も同様のタッチで書かれていた。
幾つか他書と重複する話もあるのだけども、描き方が違っていたりする。
本書には、事実を基にして小説化された『炎の画策』も納められているのだけども、これも検死のリアリティが全面に出ていて面白い作品になっている。
”面白い”と表現するのもいささか不謹慎な気もするのだけども、それは楽しむものとは少し違って、生命の不思議や儚さ、尊さを感じるっものであることはこの書を読めば分かると思う。
死を遠ざけるのではなく、もっとも身近にみた人だから描けるものだと思う。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける!突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。
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【目次】
匿名の電話
不倫
いたずら
ためらい創
安易な対応
蹴とばされた女
理と情の間で
子供の事故
転落
誤診
証拠隠し
危険な演技
死因は戒名
ほか
あとがき
「死体は生きている」文庫化に際してのあとがき
解説(西丸興一)
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全く知らない世界の話で、内容も興味深かったが、特に印象的だったのは遺族との対話の部分。
「説明には、論理だけでなく相手に対する思いやりが必要」 という内容。
相手が本当に納得するとは、どういうことなのか。
人に接するとき、大切にしたい視点だと思った。 -
これ、すっごい面白かった。
犯罪ものの本や番組が好きな私にぴったり。
死体を通して、いろんなことを知り、いろんなことを学べるとは思わなかった。
でも、死体解剖を実際したら、怖くて気持ち悪いだろうな~。 -
法医学のテスト前に読んだ。娯楽としては決して面白くはないが、死体現象などの知識はテストにかなり生かされた。法医学に親しむための入門書としては面白いと思う。
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なんだか、アリアドネの弾丸にかぶる感じはありますが、やはり死因が確実ではないまま…というのは、ある種の人権侵害なんでしょうね。
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単純に興味深い。たまに読み直したくなる。
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「自殺死体の叫び」と所々重複するところもあり、
作っと読むことが出来ました。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
上野正彦の作品
