パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.36
  • (61)
  • (100)
  • (263)
  • (36)
  • (9)
本棚登録 : 1046
レビュー : 98
  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043405015

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • EVEが始動しだしてからが超特急すぎて少し物足りない感。その辺を補足しようと思ったのがゲーム版なのかな。

    15年以上前の作品というのは凄い。是非現代版も。

  • 「ミトコンドリアって何だったっけ?」
    元祖バイオホラー。
    なんて科学的なホラー。
    人間の頭ン中おかしくなる。

  • オカルト小説風が惜しい

     惜しい。

     筆力がある。著者は東北大学薬学部出身らしい。実験室の様子などはきわめて克明に描かれている。

     ロビン・クックと比較するのはかわいそうだろうが、描写が細かいのはその部分にほぼ限られていることが難点。コントラストが悪い意味で際だってしまう。

     ストーリーは引き込まれる要素があるが、あまりにオカルト過ぎておもしろくない。大学院博士課程まで進んだのなら、もっとSFというかサイエンス色を出してほしいところ。

     ミトコンドリアが意志を持ってしゃべるなんてのは、コンピュータが意志を持ってしゃべる以上に突飛過ぎる。日高先生が遺伝子が宿主を動かしているということをいわれたのがちょうどこの本の出版時期に近いから、それをアイデアにしたのかもしれないが、あまりに仮説がつまらないため、読んでいて楽しくなかった。残念。

     遺伝子の話はリチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」がおもしろい。

     「我々人間を含めた生物は遺伝子が自らのコピーを残すために作り出した乗り物に過ぎない」というコピーだけを読めば誤解を招く可能性があるが、進化論の一つとしてユニークでかつ正しいものだと私は思う。

     囚人のジレンマであるとか利己的遺伝子であるとかを思い出させてくれた意味で、この本はよかったのかな。

  • 【第2回日本ホラー小説大賞受賞】

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:913.6||S
    資料ID:95980193

  • 題材やストーリーはよく練られているのだと思う。でも怜悧すぎて、全然怖さが湧いて来なかった。

  • 20101203

  • 面倒くさく書いているがただのパニック小説。読み終わってもふーんという感想しか持てない。
    生物とかミトコンドリアに興味ない人は飽きてしまうかも。

  • ラストえーと思った。

    この本がきっかけで小説ブームが到来した。
    読んだきっかけはたまたま家の人が見ていた映画「リング0」が映画版「パラサイト・イヴ」に雰囲気が似ていて思い出したから。
    映画版だと恋愛要素が強くて大分違うけどそれはそれで好き。
    小さい頃は何度か放送されてたけど最近やらないね。

    カタツムリが印象的。

  • スクエアから出た同名のゲームがありますが、
    ほとんど関係ないお話です。

    ミトコンドリアの研究でそれなりの権威だった科学者が妻の死を受け入れられず、妻の細胞を培養することで不可解な事件へと発展していく…。
    一応ホラーということですが、日本的な怪異や恐怖ではなく、むしろSFサスペンス。
    この本で腎バンクの仕組みをしりました。

全98件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

■瀬名 秀明(セナ ヒデアキ)
1968年静岡県生まれ。仙台市在住。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了。薬学博士。
1995年に『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。
1998年には『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞を受賞。
SF、ホラー、ミステリーなどさまざまなジャンルの小説作品に加え、科学・ノンフィクション・文芸評論など多岐にわたる執筆活動を行っている。
2011年に藤子・F・不二雄作品のノベライズとなる『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』を手がけ、大きな反響を集めた。
ほかの著書に『大空のドロテ』(双葉社刊)、『月と太陽』(講談社刊)、『夜の虹彩』(出版芸術社刊)、『新生』(河出書房新社刊)、『この青い空で君をつつもう』(双葉社刊)などが、また近著に『魔法を召し上がれ』(講談社刊)がある。

「2019年 『小説 ブラック・ジャック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)のその他の作品

瀬名秀明の作品

ツイートする