ベイビー・セメタリー (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 24
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043407125

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「ベイビー・セメタリー」3

    著者 和田はつ子
    出版 角川ホラー文庫

    P14より引用
    “あすかは長い間、カニは子どもも食べられるものだとは知らず、
    ふぐのように注意しなければ毒があり、父や継母などの大人だけ
    が食べてもいいものだと信じていた。”

     テレビドラマの原作で注目された著者による、ホラー・サスペ
    ンス。
     友人の中絶処置後を見舞った主人公・水谷あすか、不遇な時を
    過ごしてきた彼女の周りに起こり始める不思議な出来事の数々…。

     上記の引用は、主人公が継母から受けた仕打ちの一つ。
    こういう事をしていた人達がどういう結末を迎えるか、じっくり
    と読み進めて欲しい一冊です。
     主人公を含めて、まともな人があまりにも少ない気がして、私
    は読んでいて気が滅入りました。幼少の頃に気の毒な目にあって
    いる主人公ですが、成人してからの不遇はもう少し考えてから行
    動することによって避けられたかもしれないなと思います。

    ーーーーー

  • 超常怪物ホラー、に近いはずの本作。しかしどう考えたって、怖いのは主人公の周りを取り巻く人間たちのどろどろ心理。まったくろくなやついないじゃんっ! 特に姉とか友人の裏切りというのが、間違いなく最大のホラー状況だなあ。あ、相手の男も酷いな。酷すぎ。
    ……と登場人物たちにとことんむかつきながら読んでいたら、終盤に起こる惨劇・ホラー状況に「ざまあみろ」と思ってしまって、怖くなかった(笑)。むしろ爽快じゃないかとすら。

  • いや〜、予想外に面白かった。
    最初は、虐げられ、苦難の道を歩く未婚の母の話なのかと思ってたんだけど
    なんか、どんどん違う方向に・・・てか、読み終わって気が付いた。
    これってホラー文庫だったんだ!(笑) 買うとき気付かなかった私が変ですよね。

  • 2005.01.22

  • この人の本はすごく読みやすいです。でも書かれてる内容は人々の悪意や欲望ばっかりだったりする。でも最後に勝つのは母の愛、という事になるんだろうか。ホラーとしてはちょっと物足りない…。

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著者プロフィール

作家


「2018年 『なぞとき <捕物>時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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