B面の夏 (角川文庫 ま 11-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043408016

作品紹介・あらすじ

出逢いの瞬間、別れの時、秘密の恋、至福の愛-こぼれそうな想いのすべてを十七文字に託し、揺れうごく恋心を瑞々しい感性と素直なことばで表現したまったく新しい句集。

感想・レビュー・書評

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  • 俳句ひとつひとつに物語を感じる、そんな句集。

  • オシャレな現代的な俳句集。恋愛を詠んだ句が多くサラダ記念日を思い起こさせる。

  • (2003.05.23読了)(2003.04.20購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    出逢いの瞬間、別れの時、秘密の恋、至福の愛―こぼれそうな想いのすべてを十七文字に託し、揺れうごく恋心を瑞々しい感性と素直なことばで表現したまったく新しい句集。

    ☆関連図書(既読)
    「聖夜の朝」黛まどか著、講談社文庫、1998.11.15

  • B面の夏に流れる四季の風

    読み始めは、なんとも読んでいるこっちが恥ずかしくなってしまうような若気のような詩が続く。
    パラパラと詠み進むうちに、恋色が強く出てくる。
    そして、冬景色。ここに来て、今更ながら四季の風景が時の流れのように詩と詩の余白をつないでいることに気付くと、頭の中に一気に風景が広がった。

    そして後書きをよんで、これが著者の経験と時間を折り重ねた産物だと知った。

    30過ぎた男が詠むには、あまりにもこそばゆく、斜に構えて詠んでしまうが、そこに詠われている言葉には、若々しい言霊が潜んでいる。

  • 等身大の恋をみずみずしく描いた句集.17文字がとても身近に感じられる本.

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著者プロフィール

俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞。2002年、句集『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞。2010年4月より1年間文化庁「文化交流使」として欧州で活動。スペインサンティアゴ巡礼道、韓国プサン~ソウル、四国遍路など踏破。2021年より京都×俳句プロジェクト「世界オンライン句会」を主宰。著書に、句集『B面の夏』『忘れ貝』『てっぺんの星』、紀行集『奇跡の四国遍路』、随筆『暮らしの中の二十四節気』など多数。

「2022年 『句集 北落師門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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