父の贈りもの (角川文庫 な 31-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043411023

感想・レビュー・書評

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  • 佐田啓二の人柄と、残された中井家の人々に感服しました。

  • 数日前、佐田啓二という昭和の銀幕スターと呼ばれていた俳優を知った。著者と俳優の中井貴一の実父である事も知った。そして、この本を手にとって読んでみた。俳優の佐田啓二と父親の中井寛一という二つの顔がこの本には詰まっている。佐田啓二はかっこいい、中井寛一は人間味溢れる普通のお父さん。ご家族の書いた本なのでいろんな部分知れる。佐田啓二以外に弟である中井貴一にもふれているため、中井貴一ファンとしては嬉しい。この本を通して佐田啓二の奥様であり、著者や中井貴一の母である方の強さを感じた。

  • 中井貴恵、貴一の父親である佐田啓二、と言っても今や知名度はずいぶん低くなってしまったのだろう。日本映画の全盛時代を彩るひとつのエピソードとして、楽しく読めた。できることならば、松竹大船撮影所前の食堂「月ヶ瀬」についてその顧客達の詳細な記録をまとめていただけないだろうか。

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著者プロフィール

中井貴惠 女優・エッセイスト、1978年映画『女王蜂』でヒロインデビュー。1998年「大人と子供のための読み聞かせ会」を結成し、公演回数は1450回を数える。2006年より朗読公演にも精力的に取り組んでいる。翻訳絵本に『ハンナとシュガー』『メイが はじめて がっこうへ いく ひ』がある。

「2021年 『ふたりの バナナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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