単独発言 私はブッシュの敵である (角川文庫)

  • 角川書店 (2003年4月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784043417087

作品紹介・あらすじ

国民総背番号制、個人情報保護法案、死刑問題、そしてNYテロとアフガン報復戦争、イラク攻撃――アメリカに倣って盲目的に右翼化していく日本に警鐘をかき鳴らす、鋭い反戦論・メディア論・時代論!!

みんなの感想まとめ

問題意識に満ちたエネルギーあふれる内容が特徴のこの書籍は、現代日本の右翼化やメディアの質の低下に対する鋭い批判を展開しています。著者は、国民総背番号制や個人情報保護法案、死刑問題といった社会的なテーマ...

感想・レビュー・書評

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  • とにかくエネルギーに溢れた本。著者は問題意識の塊のような人だと思った。
    読んだ人から内容を聞いて情報を得るのと、実際に読むのと変わらない本は沢山あるが、この本は違う。自分の目で一行一行文を追っていくことで、とてつもないエネルギーを感じられる。

  • 「言説の質の低下」とあるが、そもそも日本に優れた言説があり、広く社会に流布し、世論を動かしたことがどれだけあったのだろうか。
    「最近の若者はなっとらん」ではないが、昔から言われていることなんだと、本書の主題とはずれるだろうがふと感じた。
    自分自身の保身等を考えず、鋭く批判する姿勢は自分も貫きたい。
    出版された当時に読んでみたかった。

  • 言葉ってほんとに便利なんだ。言い方。工夫。それで幾らだってケムリに巻けちゃう。サラ金は消費者金融だよ。理不尽な大量解雇はリストラだよ。失業対策では具合が悪いから公的雇用だよ。著名なジャーナリストは口を揃えてこういうね。状況の危機は、言語の堕落からはじまるって。現状の暗部を美名でコーティング。包んでくるんで中身をうまーくね。中身は何を隠そう、「明るい闇」ってことで。みたいに。著者はいつも内省している。ここが深い。意見はいろいろだけど。そこだけは見逃したらいかんと。

  • ブッシュに票を投じた人に一度読んでもらいたい本。

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著者プロフィール

小説家、ジャーナリスト、詩人。元共同通信記者。宮城県石巻市出身。宮城県石巻高等学校を卒業後、早稲田大学第二文学部社会専修へ進学。同学を卒業後、共同通信社に入社し、北京、ハノイなどで特派員を務めた。北京特派員として派遣されていた1979年には『近代化を進める中国に関する報道』で新聞協会賞を受賞。1991年、外信部次長を務めながら書き上げた『自動起床装置』を発表し第105回芥川賞を受賞。

「2022年 『女声合唱とピアノのための 風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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