僕の哀しい失敗 (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784043423019

みんなの感想まとめ

青春の淡く切ない恋愛を描いた短編連作は、誰もが抱える失敗や後悔を通じて、共感を呼び起こします。大学生時代の不器用な恋愛模様や、友人同士の軽妙な会話を背景に、登場人物たちは高望みや妄想にふけりながらも、...

感想・レビュー・書評

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  • 林望の青春、大学生時代を中心とした短編連作10編による、淡く、切なく、はかない、不器用な恋愛の物語。

    この小説は、約15年前(文庫初版が出版された頃だと思う)に読んだのだけども、久々に読んでみて、どの年代にも共通するであろう切なさを感じるし、それに加えた郷愁のようなものも感じることができた。

    青春時代に一度読んでいてよかったと思えた。

    自身の青春物語が、このように引き出されるのは素晴らしいと思う。
    失敗の数々、哀しさの数々・・・

    読んでいて、僕自身の青春時代も、ふと思い起こされたりもする。

    そういえば、この小説を読んで、万葉の恋歌に興味を持ったことを思い出した。

    自分自身の「あの頃」に、また触れたいと思う人は、ぜひ読んでみてもらいたい。

    そして、現在進行している恋心があれば、それもまた良しと思える。

  • ホンダN360が登場する時代背景。
    若かりし大学生の頃、誰にでもあるような失敗、ちょっと哀しくて胸がキュンとするような思い出を綴ったような十篇の短編。

  • リンボウ先生の大学時代のはな

  • 古き良き時代の、移り気で女ったらしでそのくせ小心者な慶応ボーイの甘く切なくちょっぴり苦い青春グラフィ…なのかなぁ。リンボウ先生の若かりし日を綴った自伝的小説です。

    てか自慢。

  • おかしくて泣けます。フツウの人のフツウの青春時代。連作小説集。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部卒業・同大学院博士課程満期退学(国文学)。東横学園女子短期大学助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社/文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞受賞。『謹訳源氏物語』(全十巻、祥伝社)で毎日出版文化賞特別賞受賞、後に『(改訂新修)謹訳源氏物語』(全十巻、祥伝社文庫)。『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)、『往生の物語』(集英社新書)、『枕草子の楽しみかた』(祥伝社新書)等、古典評解書を多く執筆。学術論文、エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能評論等も多数手がける。近著に『結局、人生最後に残る趣味は何か』『和歌でたどる女たちの恋心』(いずれも草思社)、『節約を楽しむ』(朝日新書)がある。

「2025年 『古往今来 忘れられた名著を味わう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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