RIKO ‐女神の永遠‐ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 147
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428014

作品紹介・あらすじ

男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて-。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • いやあ面白かった。
    セックスのことばっかり書いてある小説は大嫌いなんだけど、これは例外。事件のえぐさを際立たせるように描かれているおかげかもしれないし、ジェンダーが根底に敷かれているから、官能小説ばりの性描写に不快感がないのかもしれない。
    「あばずれ」の素質は誰にもあるかもしれなくて、ただ貞淑たれ、清楚たれと自他の抱く、刷り込みのような「夢」が理性というブレーキになるか、汚い、気持ち悪いという負の感情になるだけで、愛されたい・望まれたいとの欲求のただ率直な裏面になるんだろうと思った。
    決して品の良い物語ではないので勧めづらいけど、これは面白いよ。このあと第二弾、第三弾と続く。

  • 評価は4.

    第15回(1995年) 横溝正史ミステリ大賞受賞

    内容(BOOKデーターベース)
    男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。

  • いやぁ〜
    面白かった!
    最初に、第二弾を読んでしまったので
    速攻、図書館に、一弾・3弾を予約
    ストーリーの中に引き込まれてしまい
    数時間で読み終えてしまいました。
    RIKOって凄く可愛い女性だな〜
    女性のアタシでさえ思ってしまったよ!
    人間味があって良いよ!(笑)
    警察・恋愛・性愛小説を1つにした所が
    凄いな〜と♪
    早く、第三弾が読みたいなっ♪

  • RIKOシリーズはみんな好き。かなり過激な内容だけど皆哀しくていとおしい。

  • 男尊女卑上等な警察組織で逞しく生きる女刑事 緑子
    面白かった
    扱う事件は残忍で巧妙
    被害者心理に漬け込む卑劣な手口
    それに挑む緑子の奔放さには呆れるばかり
    主人公に全く共感できないのに面白く読めるのは凄い
    次作も引き続き期待したい

  • 主人公の考え含め、男女関係が中心にあり感情移入出来ず読んでられない。

  • もう20年以上前の作品。当時としてはかなりセンセーショナルなテーマでありストーリーだったんだと思う。緑子の危うさや異質は魅力的。

  • 柴田よしき作品2作目。『聖なる黒夜』を読んで、錬や麻生に会いたくて購入するも、出てこなくてがっかり。
    何とお盛んな女性だろう・・・と若いときの私だったら呆れているだろう。もう20年以上前の話、アパートを女3人でシェアしていた。そのうちの一人は、モテ期で、3日連続で3人の男性を日替わりで食べてた。あの時、ため息と呆れた・・・のを思い出した。でも今は・・・気持ちはわかる。力で抑え込まれたら男には勝てない。だから、気持ちだけでも相手に飲み込まれず、反抗しながら抱かれている。
    この前後に読んだ、五十嵐貴久著『交渉人』シリーズや西村健著『地の底のヤマ』でも警察内部の人間関係の難しさというか、事件を解決した刑事への他の刑事からの嫉妬というのが描かれていたが、そういう内部の軋轢というのもあるのだなぁ。警察官なんてただでさえ迫力があるのだから、一般人だったら震え上がってしまいそう。
    この作品に出てくる麻里のように、勤続年数が長い女性社員には世渡り上手が多い。勤務中は笑顔を絶やさず、掃除やお茶汲み、花の水換えなどの雑用を、さりげなくきっちりこなす。日本の封建的な職場社会において好かれるということはどういうことか知っている女性。道化であることを恥じとせず、いつもにこやかに微笑みながら、あまり頭は良くないが真面目で優しい女性を演じている人。賢いから自分をチャかせる。彼女たちは、とても我慢強いと感心する。私はまだまだ修行が足りない・・・というか、たぶんバカだから頭ではわかっていてもそうできない。ちょっと爪の垢でも煎じて飲まなきゃ。

  • 昔読んだ本

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。近年は時代小説も手がける。

「2020年 『求愛 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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