聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

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レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (547ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428021

感想・レビュー・書評

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  • 「RIKO」の続編。
    母親になった村上緑子が,性同一性障害の女性?と知り合い,更に事件は大きくなっていく。
    母親になったとはいえ,やはり股が緩い。

  • 第一作目よりはあまり面白いと思わなかった。
    犯人がまた後だしじゃんけんのような人だったから、それもなんだかな~…という感じ。
    緑子は犯されてばっかりだし。また子供ができちゃうんじゃない???って心配になってしまう。
    でも、今回は安藤さんと結婚という考えが沸いてきたのかな~と。それはよかったと思う。

    他の話の、麻生と練に何の秘密があったのだろう?この本では明らかにされていないから、聖なる黒夜とか読めばわかるかな~。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    惨殺されて廃工場に捨てられた主婦。男の肉体を持つ美女。消えた乳児。覚醒剤漬けの売春婦。元刑事の私立探偵と、悪徳弁護士と、悪魔のように頭のよいヤクザ……二歳たらずの男児を育てながら、複雑な事件に取り組む女刑事・緑子が、生命の危機にさらされながら迫った驚くべき真相とは?そして緑子は、母性や愛に対する人々の幻想の向こう側にぽっかりと聞いた暗黒の淵を覗き込む事となった―――。
    新鋭女流作家による、まったく新しいタイプの本格的ハードボイルド警察小説!(表紙より)

  • 評価は4。

    内容(BOOKデーターベース)
    一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。

    会話文が兎に角長い・・全ての会話を文章にした感じである。しかし、文章は読みやすいしストーリーは面白いのであっという間に読み終えちゃう。
    皆それぞれ悩みもあり、足りない部分もあり、そして他人を羨ましがりながら生きている姿は現代社会そのものである。緑子の鋭い洞察力や○クザに対する毅然とした姿は頼もしく感じるが、ふとしたおりに「私は・・私なんて・・・」と言って無茶をするが。最終的にこの人だけが全てを手に入れているんじゃ無いの?。
    その上子供までいるのにこの貞操感の無さ。何かと理由をつけて自分を正当化しているが駄目でしょう。緑子の性格に評価が1マイナス。

  • RIKOシリーズ第2弾。錬、麻生、オリンピックの人がでてきてそういったリンクが楽しい。RIKOから入ってないためRIKOに感情移入ができないのはしょうがない。

    ただ、第1弾より確実によくなっててほっとした

  • りこシリーズ第2弾。
    何ていうか、悲しすぎる。
    負の連鎖。

  • 1作目より緑子のモノローグのテンションが落ち着いて読み易くなった。相変わらずの迂闊さで身を危険に晒したり人が死んだりするけど。
    麻生と練の関係が濃密でその後が気になる。

  • リコシリーズ どれもこれもいい
    何度よんでも その都度 発見がある
    柴田よしきって 緻密な仕事するなぁ
    ただただ感心するのみ

  • 事件の真相よりもヒロインよりも衝撃的な脇役!(笑)

  • 山内完全覚醒(笑)。
    極悪非道なのに憎めないのは
    麻生に対する健気さからか。
    怒らせたり辛かったり暴力振るったりしながら
    こっちを見てって必死に訴えてるみたいで。
    前の奥さんとのことも踏まえて
    この人はほっといちゃダメだと思ってるようにみえた。
    事件は・・牧村さん切ないな。

  • 主人公の緑子が一児の母になり、一作目には感じられなかった母性を発揮している。
    ただ、正義感で暴走してしまう面は相変わらずでしたが。
    夫婦間、親子間、異性間、同性間、様々な形の愛情がここでは描かれていますが、やはり一番強烈なのが麻生と練の2人だと感じた。
    『聖なる黒夜』のその後を知りたくて、こちらを読んだのですが、どうして、こうなってしまうのか……。
    ここで一番切なかったのが、壊れてしまった佐智子さんでも、犯人でもなく麻生と練でした。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。

「2018年 『象牙色の眠り 京都洛東連続死の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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