月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 668
レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (645ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428045

作品紹介・あらすじ

若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。

  • 3作目に入って慣れてきたせいか前回、前々回でいけすかなかった男達が好人物に見えてくる。
    LGBT、児童虐待‥‥どちらも世間一般に注目されるようになったのは今世紀にはいってから。その少し前からこういった問題を取り上げる作家の先見の明を感じる。
    本書では冤罪によって人生狂わされた人達が行き場のない怒りが切々と伝わってくる。

  • また登場していない人が犯人じゃないの~?なんて思っていたけど、今回はそんなことはなく。

    刑事って難しい仕事だな~。正義のために悪を取り締まるのだけれど、それに反抗する勢力があり、その犯行勢力は刑事の家族を巻き込もうとしたり、刑事本人を誘惑買収しようとする。それに抗うって、いくら強い人間にでもできるのだろうか???子供を盾に取られたら??とか思うと、私だったら長い物に巻かれるかもしれない。
    でも緑子は自分なりにその勢力に立ち向かおうとしている。自分が傷を負い死ぬ思いをしながら、正義を曲げてはいけないと頑張っている。
    応援します。

    1>2>3って感じだったかな。
    二重人格が出てきちゃうともう、推理は難しいな。

    柴田よしきさんって、きれいな人だな~。



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    若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。(Amazonさんより)

  • 先に聖なる黒夜を読んでいるので「ああ、ここにつながるのか!」と中盤から先が気になって一気読みした。
    結局12年前の事件は解決しないまま…
    続きはないのだろうか?気になる…

  • RIKOシリーズ

    若いイケメン独身刑事だけを狙った
    連続猟奇殺人

    犯人を追う縁子は、やがてひとりのアイドルへ
    そして12年前の冤罪事件へとたどり着く

    ヤクザ山内練が相変わらず異彩を放つ魅力
    彼の中の人間くささもちょっと見られて
    山内と麻生のこの先を願わずにいられない

  • 登場回数は少ないのに、山内 練の圧倒的な存在感が際立つ。冷酷になりきれない練の本来の優しさや、彼の魅力に取りつかれ、人生を踏み誤ってしまう人々の生き様が描かれ、読者も彼の魅力の虜になってしまう。彼はやくざの若頭なのに!

  • 相変わらずえぐいし、sexシーンもどうなのよって思わせるけどどんどん読み進めたくなるのは上手なのだと思う。
    山内を魅力ある人物に書いているし、玉木は死んでたんだと別シリーズへのリンクも有り面白い。

  • 切ない。つらい。やるせない。
    山内練の行く末が気になって読み始めたシリーズだけど、他の登場人物も魅力的すぎて、みんなが笑える未来が来ればいいなと思う。
    練は悪人だけど、その根底にはちゃんと純粋だった頃の気持ちが残ってて、憎むに憎みきれない、愛される人。

  • 一作目でもそうでしたが男性に対する残虐な事件をメインにするの、作者の嗜虐性みたいで好き。女性にするのは当たり前なのに男性がそれをされるのが理解できない男性たち、を何度も繰り返し描写するところにもメッセージを感じる。
    近親相姦された子を児童施設等ではルナ・ケースと呼ぶこと初めて知りました。
    緑子の刑事を続ける決心の作だから力が入って当然ですが、如何せん、長い‥‥

  • このシリーズ 読めば読むほど深い
    リコシリーズだけでなく 関連シリーズ含め すごい互換性 このひと アタマがいいのねー

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。

「2018年 『象牙色の眠り 京都洛東連続死の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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