ゆきの山荘の惨劇 -猫探偵正太郎登場- (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.41
  • (19)
  • (40)
  • (85)
  • (14)
  • (0)
本棚登録 : 368
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428052

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 以前「こち亀」の短編を読んだことがあって、著作を読んでみたいと思って読んだ本。タイトルを見て読みたくなった本。柴田先生の著作の中で初めて読んだ長編小説。猫が主人公で笑える場面があってライトなミステリーだった。想像していたよりも事件の真相に意外性があって面白かった。この小説を読んで「桜さがし」が読みたくなった。あとがきにも書いてあるけど、普段本を読まない人に薦めたくなる本だと思った。

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。そして、無理矢理連れてこられたオレ(しかも一服盛られて!)。山荘で待っていたのは幼なじみのサスケと美猫トマシーナとの出会い、しかしそれだけではなかった。オレは次第に怪しげな雰囲気に飲み込まれていく。新郎・白石へ脅迫状が舞い込み、土砂崩れで山荘は孤立、そしてとうとう最初の犠牲者が…。毒死、転落死、相次ぐ死は事故か殺人か?猫探偵正太郎が活躍するシリーズ第一弾。本格ミステリー。

  • 猫の正太郎が主人公。閉ざされた山荘で起こる連続殺人の真相を正太郎が解き明かす!?

    猫が主人公で、ミステリーも軽めで、とっても面白かったです。猫好きな方におすすめ。

  • 意外なラスト。ギャリコにリスペクト、みたいな感じ。

  • 猫探偵の正太郎と、同居人の桜川ひとみが、解決する推理小説の第一作目です。
    正太郎と同居人の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された山荘では、幼馴染の犬サスケとその飼い主で、正太郎の最初の飼い主の「親父」こと浅間寺龍之介がいた、その山荘で新郎の白石へ脅迫状が来たり、土砂崩れで山荘が孤立、毒死、転落死、相次ぐ死の真相を正太郎が解き明かす。
    山荘もののミステリーです。ミステリーが好きな人は、ぜひ見てください。

  • この本は「せつない」がテーマかなぁと思うのですが。
    正太郎がせつないって言ってたとこが私もせつなかったよ。
    作者に負けた気分だよ!(苦笑

    我が輩は猫であるみたいに猫が主人公のミステリ。密室系。
    にゃんこかわいいよ!

  • 猫も人間も犬もみんなキャラクターがよかったです。真相は、すごいな。いいのかな。ありなのかなこれ。私は推理とかできないのでこれはこれで全然ありです。

  • 猫が意外な方法でかかわっているところが面白いです。
    ちょっと「そして誰もいなくなった」的^^;

  • いや〜この方、いろんなジャンルのもの書かれてて、その上みんな面白いじゃないですか!この本なんか冒頭から騙されちゃいましたし。いきなり語り手が「俺は寝ている間に拉致されたのか」ですもん。ハードボイルドかと思っちゃいますよね。
    シリーズ第一弾なので、続きがあるのがうれしい♪
    探偵が猫で、飼い主(本人は同居人、と呼ぶところが又良し)が作家、ってところがいいですね。美女ならぬ美猫が出てきたり。(2002.9.9)

    2002年9月9日に読了。その後ブックオフで(笑)購入しました。
    このシリーズは安心して読めていい。

著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田よしきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×