私立探偵・麻生龍太郎 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 437
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428106

作品紹介・あらすじ

警察を辞めた麻生龍太郎は、私立探偵として新たな道を歩み始めた。だが、彼の元には切実な依頼と事件が舞いこんでくる……名作『聖なる黒夜』の”その後”を描いた、心揺さぶる連作ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    「わたしの宝石を担して貰いたいの」刑事を辞め私立探偵として独立した麻生龍太郎に、奇妙な依頼が舞い込んだ。東京地検の元検事で弁護士を営む早坂絹子とは旧知の仲だったが、叔母から譲り受けた指輪が盗まれたという。唯一の手がかりである叔母のかつての婚約者を訪ねた麻生は、やがて予想外の事実に突き当たり…(「CARRY ON」より)。麻生龍太郎と山内練の宿命―「RIKO」シリーズへと連なる魂を揺さぶる連作ミステリ。

    麻生の感で全てが上手くいくという後味スッキリ名短編集。シリーズを一気に読めば出てくる人と人のつながりが直ぐに理解で来て楽しいだろうが、
    私は・・・思い出すのに時間がかかった。

  • 所轄刑事麻生龍太郎の続編と思って読んでみたところ、ひとつ作品を飛ばして読んでしまった。所轄刑事麻生龍太郎→聖なる黒夜→私立探偵麻生龍太郎→聖母の深き淵→月神の浅き夢。となっている。順番で読んだほうがよいタイプのシリーズです。

  • 久々に麻生、山内シリーズ。文庫本になるの待ってたから、楽しみにしてたが…今までの聖なる黒夜やRIKOシリーズと比べると、普通の探偵ものやったのが、ちょっともの足らんかったな。
    山内との絡みも少なかったし。続きは、あるのかな??

  • 『聖なる黒夜』の続編になるのかな。
    『聖なる黒夜』のピーンと張った空気感みたいなのは感じる。
    龍太郎さんは素敵だが、筋立てとしては強引にも思えた。

  • 柴田よしきの代表作RIKOシリーズのスピンアウト
    RIKOシリーズで描かれた麻生と練との関係を知っていた方がスムーズに物語に入れますが、この作品だけでも十分に楽しめる推理物でした。
    RIKOシリーズは暴力的描写の激しい所が有り万人にお勧めではないのかもしれませんが、この小説ではその様な所はありませんでした。
    普通に楽しめる推理小説でよく練られたお話しでした(^^♪

  • 麻生と山内の関係‥‥どこかで見たような‥‥と思ったら『愛と誠』。自分のせいで人生狂わせてしまった愛する人に償いたいと思い、更正してほしいと願う。

    でも人間ってその人が歩んで来た過程もその人の一部なんだ。だから、それを否定することはその人の人格も否定してしまう事になる。

  • 麻生と練がイッパイの一冊♪練がガキなんだけど、そこが又、良くて・・・もう!2人が好きな人なら満足な本ですね。図書館本だったけど、麻生と練関係はチマチマと買い揃えます。

  • 『聖なる黒夜』その後のお話。
    刑事を辞めて私立探偵へ転職した麻生龍太郎。
    少々風変わりな依頼から得体の知れない事件まで、意外な所で繋がる人物たちや、予想を(良い意味で)裏切られる真相。点と点が全て1本の線で結ばれ、事件の全貌が見えた瞬間にはアッと思わせられる。個々の事件が各章ごとに分けられていて、短編集のような読み易さもあり、面白かったです!
    特に、キャッチボールの話が1番のお気に入りです。



    ただ、前作を読んだなら誰もが気になる、
    「麻生と山内、2人はその後どうなったの?!」
    という点については、少ししか描かれていなかったので残念…。しかも、麻生は練だけに対してずっと変われ、変われと言い続けているのが酷。所々で自分が警察側の人間であることだと再確認する場面はあるのに、自分のことは棚上げ⁈と思ってしまう。どこまでも堕ちていくのだと覚悟したのなら逆に自分が暴力団側に加わり、ずっと側で守ってあげればいいのに……。

    でも、そんな未来は例え天地がひっくり返ったとしても絶対に無存在しないだろうなあ…分かってはいたものの、ラストシーンはやっぱり辛い………切ない……

    お別れの時、「さよなら」と言わないのが練らしい
    次、再会するとき2人はどんなところに立って、
    どんな表情をしているのだろう。




    本編とは別で、解説もとても面白かったです。
    クスッと笑わせてもらえたり、
    物語全体の核心を突いたコメントなど、
    その中でも、とあるミュージカルのワンシーンが
    紹介されていて、その中のセリフが

    「このままの僕を 愛して欲しい」


    最後にここでトドメの一発。
    もう泣きそう。



    RIKOシリーズ読もう。

  • 刑事を辞めて探偵になった麻生が関わる事件。そして事件とは関わりなく麻生のそばをつかず離れずな練。二人に関しては前後の話も知ってるだけに、つかの間の平和という感じ。二人とも煮え切らないままずるずる付き合っちゃえばいいのに!というわけにはいかないか・・・。事件の話は別にきっちりと片づけていて読み応えもある。「CARRY ON」が早坂弁護士の策略のせいで無駄にこんがらがってしまった。途中まで面白いと思ったんだけどなぁ。

  • 探偵になった麻生さんの活躍。
    練との関係がどうなっていくのか気になる。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。近年は時代小説も手がける。

「2020年 『求愛 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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