覆面作家は二人いる (角川文庫)

著者 : 北村薫
制作 : 高野 文子 
  • 角川書店 (1997年11月21日発売)
3.46
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  • 本棚登録 :1466
  • レビュー :164
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432011

作品紹介

姓は「覆面」、名は「作家」-本名・新妻千秋。天国的な美貌を持つ弱冠19歳の新人がミステリ界にデビューした。しかも、その正体は大富豪の御令嬢…ところが千秋さんには誰もが驚く、もう一つの顔があったのだ。

覆面作家は二人いる (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 本作は3つの短編が収録されているんだけど
    どれもが岡部良介が持ち込む身の回りの事件を、
    千秋がササっと解決してしまうという話なんだけど
    この千秋のキャラがなんとも可愛らしいのですよ。
    初っ端から殺人事件に首を突っ込んでしまうけれど
    生々しいものではなく、結末が優しいのですよ。
    これは読みやすい上に、キャラも気に入った(o^o^o)
    日常のミステリで、小難しいこともかかれてないので
    まさに通勤読書向きです。続きを読みます

  • 3話収録。
    その3話目読んでるときに昔一度読んだことを思い出した。

  • 世田谷の大豪邸に住む超絶美少女の千秋さんは覆面作家という名の推理小説作家でもあり、もう1つ大きな秘密があった。 お嬢様が名探偵だと、ベッキーさんシリーズの主人公も結構なお嬢様だったけれど、また少し違うお嬢様だが、心根は全く同じ。曲がったことが嫌いで勇気のある素敵なお嬢様でした。 最後の宮部みゆきの解説で、北村薫の小説には「親切」があるとかいてあってなるほどとおもった。わたしが好きだと思うのは、その「親切」に対してのような気がする。

  • 出版されたのが随分前なので所々時代錯誤な感覚はあるけど、気軽に読める一冊だった。

  • 全3巻の「覆面作家」シリーズの第1巻。初読したのも随分昔ですが、何と単行本の刊行は20年以上も前。いやあ、年は取りたくないです(オイ)。

    北村薫氏の作品の中では、多分いちばんライトな作風なのではないでしょうか。登場人物の造形はやや漫画チックですが、分かり易いだけにさらっと読めてアハハと笑える楽しい作品です。その割には、日常派の旗手らしからぬ事件が冒頭から起きてはおりますが、それでも凄惨さは微塵も感じないのが面白い所でもあります。

    何より、「覆面作家」というプロット自体が作者ご本人の出自と絡んでいて、その洒落っ気が絶妙です。ご本人が新妻さんのような外弁慶、なんて事は勿論ないのでしょうけどね(笑)。

    今読み返しても、ふた昔も前の作品とは全く思えない面白さ。ぽーんと膝を打ちたくなる傑作です。

    ところで我が家にある本書、こんな表紙じゃないのだけどなあ。

  • 短編連作
    完全外弁慶(人格まで変わるくらいに)のお嬢様と、そのお嬢様が書いた小説が縁で知り合った編集者が、様々な事件に巻き込まれて解決していく話。
    まあまあ

  • うそでしょ!というような本書に登場する新人ミステリ作家の正体。超絶美少女で大富豪のお嬢様。しかも…。という。そのお嬢様始め登場人物が皆魅力的でとても楽しい。肩の力を抜いて味わえる良質のエンターテイメントです。

  • 2011/10/28 読了
    高校時代のブックリストから記録

  •  本格ミステリで推理部分もがっつり楽しめることに加えて、キャラクターがはっきりしていることで読みやすさもあり、あっという間に読了。可愛くてチャーミングな覆面作家の千秋さんと振り回されっぱなしの良介のコンビネーションがとても良くて、作家と担当者という枠を越えるのか越えないのか、今後の関係性が気になる。

  • 北村薫さんの覆面作家シリーズ、第1作です。
    北村作品としては、かなりコミカルな雰囲気の作品です。でも、ここぞという時には真っ直ぐに凜とした対応ができる千秋さんが、とても魅力的です。

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