覆面作家の愛の歌 (角川文庫)

著者 :
制作 : 高野 文子 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1172
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432028

感想・レビュー・書評

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  • 覆面作家のお茶の会/覆面作家と溶ける男/覆面作家の愛の歌

  • 8/8/10図書館

  •  覆面作家のシリーズにしては、わりあいと推理小説っぽい。ちゃんと殺人事件を扱っているからだろう。覆面作家さんが自宅にメンバーを集めて捜査会議をやったり、ちょっとしたアクションシーン的なところがあったりする。物語のふくらみが出てきているのは確かなのだけど、どうもぴんと来ない。特に電話機を使ったトリックは、複雑なわりに面白味に欠けるような気がした。
     たぶん、自分がこの作家の作品に求めているものというのが確かに存在してしまって、それにあっているかどうかで判断をしているのだろう。悪い読者である。が、どうも読めば読むほど、覆面作家さんの魅力が消えていくような気持ちになるのである。そういう意味では、最後の物語の事件が解決した後のちょっとしたエピソードが一番楽しかった。困ったものだ。

  • 出版社の編集者と新人作家さんのシリーズでした。
    ベッキーさんや円志さんシリーズ程のパンチはなかったけれど、ところどころで胸に響く言葉をくれる北村節はしっかりと刻まれていました。

  • 2003年3月20日読了。以下、過去の日記から抜粋。

    シリーズ二作目。三篇収録。ラスト一篇表題作がやや長め。
    今回は新たに女性編集者静さんが登場する。
    なかなかのバイタリティであっという間に場に溶け込む。
    物語とは関係なく、これが働く女性なのかと思った。
    仕事をただ待つのではなく、情報収集に余念がなく、
    これだと思った相手にはひたすらアタックする。
    その強引さすらも憎めない、魅力的ですらある。

    めずらしく、あとがきがついていた。
    読んでみて、納得した。
    きっとこの人が静さんのモデルさんなのだ。
    北村氏はこの人が本当に好きだったのだ。

  • 色の名前が随所に出てきて嬉しかったです。鮮やかで綺麗。
    お嬢様の二重人格さに吹いた。

  • 作家買いで読んでみましたが、それほどははまらず。ライトな感じ。

  • 魅力的な人物を「創作する」ことを、考える。
    ただの文字の羅列なのに、なんとも人間らしい、登場人物たち、っていうのが、どうやって産み出されるのか、ってことですね。

  • 9月27日には読了。

    歌って踊れる編集・・・。

  • やばい、千秋さんに萌えてしまった。「アタシ」が「あたし」になるだけでこんなに萌えるなんて。日本語こわい。
    表題作のトリックが面白かったし、一作目とは段違いに楽しめた。そして萌えてしまった。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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