覆面作家の愛の歌 (角川文庫)

著者 :
制作 : 高野 文子 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1172
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432028

感想・レビュー・書評

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  • ヴェールに包まれた謎の覆面作家、という千秋さんのミステリ要素が少し薄れてコメディになっていたのが少し残念でした。トリックも理屈っぽいというかちょっと飲み込みにくかったです。ただ、岡部兄弟のどちらにも春が来そうという予感を感じさせるラブコメパートはかわいらしかったです。

  • 前作の「覆面作家は二人いる」で、千秋お嬢様のキュートさに
    メロメロになってしまった。
    そんな御嬢様の担当編集者岡部良介は、保護者状態。
    そこにライバル登場。
    小説ワルツ。略して小ワルの歌って踊れる編集者。
    彼女を巻き込んでの事件なんかもあって
    良介は心配を通り越して恋心が芽生える?
    住む世界の違う二人の進展も楽しみながら、事件では
    予想外に危険な事もあったりでハラハラしちゃったりで
    とっても楽しめました。
    そして解説がこれまた面白い。著者との関係が以外でビックリ。

  • 1作目を読んだ勢いで2冊目も。
    中編より短編が合う軽さかな。

    解説が一番印象に残ってます。
    本作がダメという訳ではなく、
    むしろそれくらいの軽さが良く、
    そして解説で語られるエピソードがとても良いのです。

  • 本作は北村氏の魅力である表現の美しさや落ち着いたトーンが少し影を潜め、バタバタしたコメディタッチになりかけているところがやや残念です。他の作家さんの作品なら普通に楽しめるレベルだと思いますが、北村作品には私の期待値が高いので辛めの評価となりました。
    覆面作家のはずなのに少しずつ露出が増えてきている千秋さん。あまり交友関係を広げ過ぎずに謎の存在のままでいて欲しいな。

  • 普通に楽しく読めた。
    解説も良かった。
    表題作のトリックは複雑。

    マッサカーはmassacreなんだね。

  • 表題作のトリックが複雑すぎて理解しようとする気がしなかった…
    トリックのためのトリックみたいなのはちょっと苦手だな
    そんなわけで、やっぱ円紫さんシリーズのが好き

  • ペンネームは覆面作家―本名・新妻千秋。天国的美貌でミステリー界にデビューした新人作家の正体は、大富豪の御令嬢。しかも彼女は現実に起こる事件の謎までも鮮やかに解き明かす、もう一つの顔を持っていた!春のお菓子、梅雨入り時のスナップ写真、そして新年のシェークスピア…。三つの季節の、三つの事件に挑む、お嬢様探偵の名推理。人気絶頂の北村薫ワールド、「覆面作家」シリーズ、第二弾登場。 (「BOOK」データベースより)

    覆面作家シリーズの2作目。
    天国的美貌で外弁慶のお嬢様作家の千秋さん。
    覆面作家なのに、こんなに人間関係広げちゃっていいの?と心配になりました。
    担当編集者のリョースケもそれでいいの?
    起きた事件を冷静に見るとなんてえげつない、という感じですが、登場人物の関わり合いやストーリーは対照的にほのぼの。
    そのあたりでバランスが取れているってことなんでしょうか。
    次の作品でこのシリーズは終わりらしいので、恋の行方(?)が楽しみです。

  • トリックが複雑ですっきりしなかったけど、覆面先生とリョースケの関係の変化にはニヤニヤ。
    会話があんまりリアルじゃないんだけど、時々ツボにはまるセリフがあるんだよなあ。

  • 覆面作家シリーズ3作の2作目。
    読む順番を間違ってしまったのが残念。でも、まぁ、面白い推理小説でしたww

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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