冬のオペラ (角川文庫)

著者 :
制作 : おーなり 由子 
  • KADOKAWA
3.38
  • (43)
  • (98)
  • (232)
  • (19)
  • (7)
本棚登録 : 875
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432059

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 職場の上に出来た探偵事務所には『名』探偵が。
    が、おかしな事にあちらこちらで見かける名探偵。
    一体何をしているのかと言えば…。

    解く事に重きを置いていると思われるのですが
    これはかなり生活に困ります。
    趣味のために働いている、と言っていい状態ではないでしょうか?
    でも掴みどころがなくて面白い人、だと思います。

    しかし誰も死なない系かと思いきや…でしたが
    それより印象に残るのは最初の事件。

    もちろん言わずにつれて行ったのですから、それはどうかと思いますが
    何とかしてもらったし、救われたのだから、理由をつけて
    何もしない、というのはどうなのでしょう?
    必要のない出費はしたくない、というのはあります。
    けれど、話を聞いてくれた礼もせずに
    強請るに違いない、と決めつけるのはいかがなものかと。
    人を見下すような発言が、非常が非常に印象的な兄妹でした。

  • 主人公の姫宮あゆみが勤める叔父の不動産店の上の階に新しく入った「名探偵」巫(かんなぎ)弓彦。行く先々でバイトをする巫に出くわしたことから興味を持って覗きに行った出会いから、ワトスン役を自ら買って出て、関わりあいになった「事件」を描く、というもの。「三角の水」「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」の3篇。解決方法の描写がほんとにホームズばりの、なんでそんなことわかるのよ〜!と盛大に突っ込み入れたくなるものだけど、人物描写や文章が面白いので、まぁ個人的には合格点かな(えらそう;;)

  • 韋駄天
    名探偵がバイト生計
    服が外
    すぐ解決

  • 自ら名探偵と名乗ってしまう彼の助手になった主人公。色んな角度から難事件も解決。ほのぼの系の推理小説。

  • アルバイトで暮らす「名探偵」巫弓彦は真実が見えてしまう。そんな探偵を不動産屋で働く姫宮あゆみが記録する。

  • 途中で地図が出てくるところが良かったです。さすがに地図がなくては、意味が分かりませんから。

  • 『三角の水』『蘭と韋駄天』『冬のオペラ』収録。

  • (メモ:高等部2年のときに読了。)

  • 日曜の午後、なかなかいい天気であるし、ちょっと散歩に…と歩きに出る。結局1時間半ほど歩く。たまにしか寄らない別の図書館へ、閉館前にすべりこみ、YAの文庫棚をざーーーっと見て、これを借りた。

    表題作と、その前座のような短編が2つ。1つめの短編「三角の水」と表題作には、女を侮辱する、げーーの出るような男が登場する。

    大学院で、自分の不埒な行為を他人、しかも女の院生になすりつけてほおかむりしようとした男・柏木は、こんなことをぬかす。「だって、女の子だったら辞めたって構わないでしょう。いざとなったら、結婚すればいいんだし」(「三角の水」54p.) あームカつく。

    表題作は、大学内のハラスメントというもう一つの事件が、事件の背後にあった。読み終えて、私はかなり辛かった。

  • 北村薫の本を初めて読んだ。
    うーん。正直おもしろくなかった…
    なんか軽い。

全90件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2019年 『覆面作家の夢の家 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冬のオペラ (角川文庫)のその他の作品

北村薫の作品

ツイートする