謎物語―あるいは物語の謎 (角川文庫)

著者 :
制作 : 謡口 早苗 
  • 角川書店
3.13
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本棚登録 : 122
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432066

作品紹介・あらすじ

幼い頃から親しんできた物語。そこでは、空飛ぶものにも、水を潜るものにも、植物さえにも、なることが出来る。とりわけ謎物語が好きだと言う著者が、落語、手品、夢の話といった日常の話題を交えながら、謎を解くことの楽しさ、本格推理小説の魅力を語ったエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 時間があれば。

  • 読んだ本の楽しさと、面白さ。
    それを伝えてくれる1冊ではありますが
    推理物の話になると…ネタばれ含み、です。

    語られている推理物は読まないので
    そのまま読み進めました。
    ばらされても大丈夫、という人は
    後で困る事はないです。

    多分、ここがいい、あそこがいい、と評価する内容なのでしょうが
    この本面白そう…と思ってしまう、困った状態に。
    しかし外国推理物は読まないので、あらすじだけで満腹です。
    巻末には語られた本が、あいうえお順に並んでいて
    それを見るだけでも、かなりあるな、と感心します。

  • 私はあまりエッセイは読まないけど、よんでよかったと思う。
    かねがね、好きなタイプの女性は、北村薫の書く「わたし」といっているんだが、(それだけに、北村薫がおっちゃんだとわかった時はショックだった)その良い「わたし」を書けるその一端が見えたような気がする。
    校庭で遊んでて、「動詞が活用する」ことに感動した小学生なんて・・・・(笑)
    「トリックと先例」のくだりは、いろんな意味で参考になった。

  • エッセイ。ミステリへの愛を感じる。片っ端から読みたくなる!

  •  一見気楽に読める、でも実はものすごく硬派な本格ミステリに関するうんちくエッセイ。取り上げられている本が、半数既読半数未読という僕自身のバランスのためか、いい感じで本文が引用されている作者の構成のセンスのためか、語られている論の意外な程のまっとうさのためか、とっても興味深く、楽しいエッセイであった。

     それ以上に心に響いてきたのは、何かを本当に好きになるって言うのは、すごく幸せなことなんだなってこと。こんなすてきな本を書けるくらい、何かを好きになってしまう自分で痛いなって思った。
    2005/5/12

  • 引用されている文の素晴らしさに気がつけないたびに、自分の読解力不足を見せ付けられる本でした。つらい。

  • 2004年10月28日読了

  • 一途に本格。
    ただ、未読作品を題材とした回が読めなくて残念でした。

  • 落語好きで読書好き、しかも大のミステリマニアという北村薫が、ミステリの魅力についてとことん語ったエッセイです。紹介の仕方が上手い。しかもすごく魅力的な作品ばかりに見えてくる。好きな話を挙げていってるのがよくわかる1冊です。

  • 出だしのミッキーとプルートの下克上で、がっちりハートを掴まれました。エッセイってあまり読まないのですが、これは面白い。題材がミステリのせいもあるかもしれませんが。ミステリ好きはもちろん、物語を書こうという人にもオススメ。

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プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

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