北村薫のミステリびっくり箱 (角川文庫 き 24-8)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043432080

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  • 豪華なゲストを交えて日本推理作家協会で取り上げられた将棋、嘘発見器、落語など様々なテーマを振り返ってやってみようという鼎談集。嘘発見器の質問内容や女探偵の実態が面白かったです。そして付録の江戸川乱歩の対談で当時の有名な作家の名前が出てくる会話に凄さを感じました。

  • 乱歩が探偵作家クラブの会報に残した足跡を追いつつ、各ジャンルに長けたゲストとミステリ作家を交えて語る対談集。扱うジャンルが将棋、嘘発見器、映画、落語などなど興味深い。本格ミステリを愛して已まない北村薫ならではの視点も素敵です。そして僕自身が本格ミステリが好きなんだと、改めて再認識させられる本でもあります。嗚呼、本格ミステリが読みたいねえ。

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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