北村薫のミステリびっくり箱 (角川文庫 き 24-8)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年9月25日発売)
本棚登録 : 68人
感想 : 9件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043432080
感想・レビュー・書評
-
豪華なゲストを交えて日本推理作家協会で取り上げられた将棋、嘘発見器、落語など様々なテーマを振り返ってやってみようという鼎談集。嘘発見器の質問内容や女探偵の実態が面白かったです。そして付録の江戸川乱歩の対談で当時の有名な作家の名前が出てくる会話に凄さを感じました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
乱歩が探偵作家クラブの会報に残した足跡を追いつつ、各ジャンルに長けたゲストとミステリ作家を交えて語る対談集。扱うジャンルが将棋、嘘発見器、映画、落語などなど興味深い。本格ミステリを愛して已まない北村薫ならではの視点も素敵です。そして僕自身が本格ミステリが好きなんだと、改めて再認識させられる本でもあります。嗚呼、本格ミステリが読みたいねえ。