マイブームの魂 (角川文庫)

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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043434022

感想・レビュー・書評

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  • 「マイブーム」生みの親、みうらじゅんの著書。
    マイブームとは、個人の刹那的嗜好をいうのではない。
    それは大ブームとすべく、発信することに真意があるという。

    [ 奥村チヨ ] ブーム
    [ 仏像 ] ブーム
    [ 女装 ] ブーム
    [ ボブ・ディラン ] ブーム

    仏像に関しては、宗教も美術的にも関心はなくカッコイイに尽きるという。
    それは怪獣であったり、ロックスターであったり。
    総てのブームは、仏像に起源があるとまで語られている。
    そして自ら [ 大仏連バンド ] を組み、オリジナル曲を発表。
    みうらじゅん以外のメンバーは、人間椅子・大槻ケンヂ・佐竹雅昭。
    YouTubeでも「君は千手観音」の視聴は可能なので、体験して欲しい。

    それと、[ ボブ・ディラン ] ブーム。
    ボブ・ディランの歌を生きる規範とし、正しいロック少年の姿が描かれている。
    アイデンティティとは何か、心理学的にも楽しめる内容だと感じた。

    仏像とロックが好きな方に、お勧めの一冊。

  • 2012年7月19日読了。「マイブーム」の言葉を生み出した男みうらじゅんが、「奥村チヨ」「仏像」「女装」「ボブ・ディラン」などのマイブームについて語る、雑誌連載文章などのまとめ本。この本に取り上げられた以外にも「エロ写真スクラップ」「海女」「カスハガ」「いやげもの」などのブームを執拗に追い続けるみうらじゅんは、かっこよくもないしバカだし真似したくもないのだが、「認めざるを得ないと言わざるを得ない」、的な気になる男だ。さすがに(?)文筆家・イラストレーターだけあり、憧れの人ボブ・ディランに会って握手したエピソードや「ガンコジジイ」との交流の話(「中」のオチも含めて)は感動的でもある。全身全霊を傾けて対象について「好きだと思い込む」「周囲に魅力を訴えかける」「自らイベントを企画する」ことで自分自身の好きな気持ちも高まり、それがブームを起こしていくというものなのだろうな。

  • あまり知られていないが、「マイブーム」という言葉を作ったのはこの人。奥村チヨやボブ・ディランなど、好きになったら止まらない作者が、それらをカルトに追いかける。かなりコアな人です。技巧的安定性もあり、感心と満足でさらっと読めるエッセイ。

  • ・3/23 もうこうなったらこの人の本を一通り読んでしまおうと思った.小説はいざ知らず、この手の類は取り合えずさっさと読んでしまうつもりだ.「正しい保健体育」買ったし、くだらなく面白そうなので、この後もそれで決まりかも.ま、これもやっぱり仏像系が出てくるんだけどね、どうしてもね。
    ・3/23 いやー、のっけからびっくりした.まさかこの人が「マイブーム」という言葉を作ったとは、つよほども知らなんだ.なんかすごいじゃん.それじゃあマイブームの魂って叫びたくもなるわな.
    ・3/24 読了.あっという間だった.結局4つのマイブームを聞かせて貰ったが、やっぱり仏像が一番俺にも共感できたな.女装も悪くないけどね.ボブディランなんかは俺で言うDavid Bowieだしね.

  • ボブ・ディランに会った時の話には不覚にも涙しそうになりました。自分の「好き」を信じてひた走る氏の姿に永遠の少年を見ました。奥さん子供は大変でしょう。

  • 女装、ブロンソン、奥村チヨ、ボブ・ディラン・・・
    世間の流行に背を向けて、MJが放つ偏愛のエッセイ集。

  • 仏像=ロックバンド説はかなり痺れます。

  • 090228(a 090417)
    100512(a 100620)

  • みうらさんの文章って面白いんだけど、同じエピソードを色んな本で書かれてるんですよね^^;
    読んでて「知ってるよ」って内容が結構出てきます(笑)

  • 仏像よりもみうらじゅんはかっこいい・・・

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プロフィール

いとうせいこう●1961年東京生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て作家デビュー。みうらじゅん●1958年京都生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。

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