をんな紋はしりぬける川 (角川文庫 た 35-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043435043

感想・レビュー・書評

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  • 壮絶だった
    これを思えば前作なんて
    まろびだす…だな

    帰ってくる息子が家族の雰囲気を華やかにする
    台風で息子の安否がわからない時の
    不安の大きさ
    現代も変わらないことなのだろうか

    柚喜が取り乱したのは
    おそらく氷菜へ対する一件だけであって
    後は、お見事に冷静を装っている
    そうでありたいと思う

  • 「おんな紋」第二部。商家に嫁ぎ5人の息子娘の母となった柚喜。子供たちや家人たちから絶大な信頼と敬意を集める柚喜だったが、実家をめぐる問題に巻き込まれて…。
    柚喜がいつの間にやら隙のない厳格な女になってしまった。妹の左喜はとんでもないバカ女になってしまった。そのせいか内容は1部よりかなりドラマティックになってきた。好みが分かれるところ。

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著者プロフィール

◎玉岡 かおる(たまおか・かおる)作家、大阪芸術大学教授。兵庫県三木市生まれ、神戸女学院大学卒業。15万部のベストセラーとなった『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で‘89年、文壇デビュー。著書には『銀のみち一条』、『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種蒔く日々』(以上新潮社)、『虹うどうべし 別所一族ご無念御留』(幻冬舎)などの歴史大河小説をはじめ、現代小説、紀行など。舞台化、ドラマ化された『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞受賞。『姫君の賦 千姫流流』(PHP研究所)は、2021年、兵庫県姫路市文化コンベンションセンター記念オペラ「千姫」として上演。2022年5月『帆神』で新田次郎文学賞受賞。

「2022年 『春いちばん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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