私語辞典 (角川文庫)

  • 角川書店 (1999年10月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043437047

みんなの感想まとめ

独自の視点で五十音を解説する辞典は、著者の言葉がさっぱりとしていて、読者に新鮮な感覚を与えます。柳美里のユーモアあふれる表現は、思わず笑顔を引き出し、彼女の言葉には嘘がないように感じられるのが魅力です...

感想・レビュー・書評

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  •  柳美里の国語辞典、1999.10発行。例えば: ①素っ裸:裸体を他者に観せた数は造形美と異性が感じる魅力に正比例し易いが、教養には反比例する ②乳房:巨乳を好む男はマザコンで、小さな乳房を好む男は、性そのものにコンプレックスを持っている ③二人:二人の関係なら恋愛、三人でなら不倫、大勢で愛しあえば宗教になる。
     名前を二つ持っている人は、作家、タレント、詐欺師、宗教家など。そして在日韓国人。柳美里。後ろめたい通名はやなぎみり、面倒くさい本名はゆうみり。「私語辞典」、エッセイ集、1999.10発行、再読。①老化がない家を兎小屋、有る家を邸宅と呼ぶ。廊下で様々な出逢いがある建物を学校という。②最近多いのは耳障りな話と男の耳飾り。少ないのは耳の痛い忠告と耳を澄まして聞く耳寄りな話。③離婚の安易さで、結婚が人生の墓場という箴言は使われなくなった。私は、離婚は安易でも、結婚が安易でなくなったような気がします。

  • 全てを曝け出すとはまさにこのこと。
    自分だけじゃなく周りの人間のことも構わずとことん書かれたエッセイ。
    脱帽って言葉がぴったりな一冊です。
    びっくりしたのは「皇太子」というページ。
    なかなか書ける人いないと思う。
    と言うかたぶん彼女だけでしょうねこんなこと書けるの。

  • 超独断と偏見 笑
    でも柳美里の言葉ってさっぱりしてていいなって思う。

    笑わせてくれます。

  • 作者の偏った解釈が面白い。

  • 2000年7月 図書館で借りた

  • 辞書には人生がない

  • 五十音を柳美里の感性で解説する辞典。彼女の言葉は坦々としていて、だから嘘がないように思えるのかも。

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著者プロフィール

柳美里(ゆう・みり) 小説家・劇作家。1968年、神奈川県出身。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」に入団。女優、演出助手を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1994年、初の小説作品「石に泳ぐ魚」を「新潮」に発表。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で、第116回芥川賞を受賞。著書多数。2015年から福島県南相馬市に居住。2018年4月、南相馬市小高区の自宅で本屋「フルハウス」をオープン。同年9月には、自宅敷地内の「La MaMa ODAKA」で「青春五月党」の復活公演を実施。

「2020年 『南相馬メドレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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