私語辞典 (角川文庫)

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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043437047

作品紹介・あらすじ

おんな(女)ほんものの女は所謂女らしさをきっぱり棄てて、なお美しいひと。おとこ(男)ほんものの男は男であることを断固引き受け、なお哀しいひと。「あ」から「わ」まで、さまざまな情景と想い出に彩られた四十四語を選び出し、毒の利いたスパイスと独自の解釈をくわえたエッセイ集。作家・柳美里が極私的世界から導き出した、読者の常識を覆す画期的"国語辞典"。

感想・レビュー・書評

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  • 柳美里の国語辞典、1999.10発行。例えば: ①素っ裸:裸体を他者に観せた数は造形美と異性が感じる魅力に正比例し易いが、教養には反比例する ②乳房:巨乳を好む男はマザコンで、小さな乳房を好む男は、性そのものにコンプレックスを持っている ③二人:二人の関係なら恋愛、三人でなら不倫、大勢で愛しあえば宗教になる。

  • 全てを曝け出すとはまさにこのこと。
    自分だけじゃなく周りの人間のことも構わずとことん書かれたエッセイ。
    脱帽って言葉がぴったりな一冊です。
    びっくりしたのは「皇太子」というページ。
    なかなか書ける人いないと思う。
    と言うかたぶん彼女だけでしょうねこんなこと書けるの。

  • 超独断と偏見 笑
    でも柳美里の言葉ってさっぱりしてていいなって思う。

    笑わせてくれます。

  • 作者の偏った解釈が面白い。

  • 2000年7月 図書館で借りた

  • 辞書には人生がない

  • 五十音を柳美里の感性で解説する辞典。彼女の言葉は坦々としていて、だから嘘がないように思えるのかも。

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著者プロフィール

1968年生。高校中退後「東京キッドブラザース」入団。86年演劇ユニット「青春五月党」結成。93年『魚の祭』で岸田戯曲賞、97年『家族シネマ』で芥川賞、2020年『JR上野駅公園口』で全米図書賞受賞。

「2021年 『JR高田馬場駅戸山口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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