雨と夢のあとに (角川文庫)

著者 : 柳美里
  • 角川書店 (2008年2月1日発売)
3.54
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  • 本棚登録 :240
  • レビュー :31
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043437085

雨と夢のあとに (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • キャラメルボックスの舞台と、ドラマを見て、かなり前に原作を買ったけどず~っと積んでおいた本。

    舞台・ドラマとは違って、基本的に主人公である雨の一人称で物語は展開する。
    早川一家との関わりも、暁子さんからの告白も、父親と暁子さんのやりとりも、父親と一緒に死んだと聞かされていた祖父母に会いに行くエピソードも、父親の抱える切なさも、母親の身勝手さも(これは原作にも少しあるが)、全部舞台&ドラマの脚色だったとは。。。
    でも、この原作をそのまま舞台化どころか映像化することなんてとてもできない。
    中盤、一ヶ所だけ話者が違う部分がある。
    暁子さんが恋人に宛てた手紙、そしてそれを読んだ恋人が暁子さんの家に足を踏み入れるシーン。
    もう、グロくてエグくて、まともに読むのが大変だった。
    暁子さんの死因も原作とは違ったけど、これも特にキャラメルの舞台でそのまま演ることなんて絶対にできないだろう。

    【脳内再生キャスト】

    桜井雨:福田麻由子(12歳当時)
    桜井朝晴:岡田達也
    月江:岡田さつき
    暁子:岡内美喜子

    初演の舞台版だなー、これ。

  • 主人公の名前が「雨ちゃん」
    独特の文章だけど、読みやすい。

    お父さんはやはり亡くなってて、死後49日の間だけ雨ちゃんのそばにいてくれた。
    お隣のお姉さんも自殺して亡くなってた。
    婚約者の一度の浮気が許せなかったのだ。
    死体はうじに食い尽され、部屋は悪臭とゴキブリだらけだった。
    生々しく、想像するだけで気持ち悪い。
    あらすじだけだとホラー。だが、少女からみた孤独と葛藤が、静かに伝わってくる作品。

  • 150405

  • なんだかいつも柳先生の文章には「引き込まれる」という表現がぴったりきますね。

  • 中学生のときにやってたドラマがすきでした。
    いまさらですが、原作の方をば。
    でも、えぐいシーンがあるから、読んだのは今でよかったなあと思います。中学生のとき読んでいたら、そこにばかり目がいって、怖いお話、という印象になっていたかも。
    ドラマとはだいぶ設定が違うのですね。
    このお話は、雨ちゃんがその年だからこそよりぐっとくるんだなあと思いました。
    ドラマを見返したくなりました(*´`*)

  • 親子の絆、人間の性、愛する者への情、

  • なにかザワザワ感を抱きながら一気読み。ザワザワ・・祈りにも近い気持ちで。雨はお父さんがほんとに大好きなんだってわかる。最後の観覧車の描写はほんとにせつない。

  • 初めてこの作品を読んだのは、もう5年程前。当時大きな衝撃を受け、未だに忘れられない作品。常に雨の空気がまとわりついているような、仄暗い雰囲気が印象的。

  • 父哀しい。
    突然の死はお互いに準備がないから。
    なんでそこに穴が。。

    でも隣の女性はなんで現れたんだろう?
    ゴキブリの件は鳥肌。

  • 海外に仕事で出かけたお父さんが事故死するが、幽霊になって、娘に会いに来る話。これじゃあ娘が救われません。父一人娘一人なのに、海外にしょっちゅう行く仕事をするんじゃねえ、といいたい。

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