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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784043440016
みんなの感想まとめ
生々しい恋愛や日常の瞬間を描いた作品は、まるで刃物で白桃を切り裂くかのように、その存在感が圧倒的です。感情の深さや人間の複雑さを巧みに表現し、読者を引き込む力があります。挿絵を手がける画家の作品も相ま...
感想・レビュー・書評
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「人悲します恋をして」鈴木真砂女著、角川文庫、1998.04.25
123p ¥546 C0192 (2025.02.06読了)(2003.08.24購入)
著者は、1906年11月24日に生れ2003年3月14日に亡くなっています。
享年96歳でした。この本を購入したのは、亡くなられた後ですので、訃報のニュースを見るか読むかして名前が印象に残っていたためと思われます。普通、とりあえず一冊読んで面白いと思ったら次を買うということになるはずなのに、一冊目を積読のまま二冊、三冊と買ってしまって、数冊溜まっていました。やっと読み始めました。
俳句なのですが、「季語+感情」という感じで、いわゆる俳句とはちょっと違っている印象です。例えば
夏帯や運切りひらき切りひらき
雁渡る生きるきびしささびしさに
誰よりもこの人が好き枯草に
といった感じです。
俳句は、五七五なのでしょうけど、ひらがなにした時の文字数が多いのがあります。
女三界に家なき雪のつもりけり 八七五
人のそしり知っての春の愁いかな 六七五
かねて欲しき帯の買へたり鳥雲に 六七五
ところどころに伊藤鳥子さんの絵が挿入してあります。各句に短い添え書きがしてあります。一部添え書きのないのもありますけど。
【目次】(なし)
人悲します恋をして
可愛いい怪物 瀬戸内寂聴
鈴木真砂女略年譜
☆積読中
「銀座・女将のグルメ歳時記」鈴木真砂女著、文化出版局、1991.02.01
「真砂女の交遊録」鈴木真砂女著、朝日新聞社、1997.07.10
「銀座に生きる」鈴木真砂女著、角川文庫、1998.11.25
「お稲荷さんの路地」鈴木真砂女著、角川文庫、1999.07.25
☆関連図書(既読)
「俳句・そのこころ(NHK市民大学)」山下一海著、日本放送出版協会、1990.01.01
「おくのほそ道」松尾芭蕉著・板坂元訳、講談社文庫、1975.08.15
「松尾芭蕉『おくのほそ道』」佐々木櫂著、NHK出版、2013.10.01
「松尾芭蕉」嶋岡晨著、成美堂出版、1988.05.10
「芭蕉、旅へ」上野洋三著、岩波新書、1989.11.20
「一茶」藤沢周平著、文春文庫、1981.12.25
「小林一茶」井上ひさし著、中公文庫、1990.09.10
「ひねくれ一茶」田辺聖子著、講談社文庫、1995.09.15
「小林一茶」青木美智男著、岩波新書、2013.09.20
「一茶の相続争い」高橋敏著、岩波新書、2017.08.22
「B面の夏」黛まどか著、角川文庫、1996.12.25
「花ごろも」黛まどか著、PHP研究所、1997.04.22
「花影 中村汀女句集」中村汀女著、邑書林句集文庫、1998.10.25
「あの季この季」岸田今日子著、知恵の森文庫、2002.08.15
「省略の詩学」外山滋比古著、中公文庫、2010.10.25
「機嫌のいい犬-句集-」川上弘美著、集英社、2010.10.30
(アマゾンより)
何不自由ない旧家の娘として過ごした少女期。23歳で結婚、そして夫の失踪。姉の死により義兄と再婚。30歳で夫を裏切り7歳年下の男性と40年に亙る不倫。情念を燃やした人生の全てを結晶した愛の句集。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白桃に人刺すごとく刃を入れて
壮絶。
生々しい恋愛を描いたものでも、何気ない日常を題材にしたものでも、「生」の存在感に圧倒された。
他の句集も読みたい。
(ただ、句のすぐ隣に詠んだ背景などを記すのは、この句集に限らずそういう習わしなのだろうけど、個人的にはもう少し余韻が欲しいな…。どういう思いで詠んだかを知ることができるのはいいのだけど)
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欲望に忠実。
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羅や 人悲します 恋をして
また読みたい -
今仕事をしている画家さんが、挿絵を描いているというのでもらった本。名前は聞いたことあったけど、読むのは初めて。
かっこいい。
鈴木真砂女の作品
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