「銀座に生きる」鈴木真砂女著、角川文庫、1998.11.25
194p ¥525 C0195 (2025.03.11読了)(2004.07.10購入)
【目次】
◆銀座に生きる/
家出事件まで
無一物からの出発
銀座「卯波」開店
愛憎の人々
犬を背負う話
南支那海に禱る
流転の歳月
「卯波」の客
職人気質
銀座の桜
雪国の旅
魚河岸の風景など
◆句のある自伝
一
初凪や
かくれ喪に
水打つて
鮨たべて
伊那の露に
ほか
二
髪に浮く
ふるさとを
来し方は
海女一人に
誰彼の
ほか
三
巴里知らず
羅や
草笛の
こほろぎや
敬老日
ほか
四
チューリップ
よき妻ならず
鴨引くや
かねて欲しき
井戸に汐
ほか
あとがき
解説 安西水丸
☆関連図書(既読)
「人悲します恋をして」鈴木真砂女著、角川文庫、1998.04.25
(「BOOK」データベースより)
二度の離婚、妻子ある男性との恋。五十歳のとき、身一つで家を出て、東京・銀座に小料理屋「卯波」を開店、今も店を営み俳句を詠む著者の波乱の自伝。房総鴨川の老舗旅館吉田屋の三女として生まれ、恋愛結婚をするが、夫は賭博に夢中になり、突然失踪。生まれたばかりの娘を婚家に残し、実家に戻って十か月目に長姉が急逝。両親に説き伏せられて義兄と結婚、旅館吉田屋の女将となる。そして家出ー。流転の歳月を赤裸々に綴り、いよいよ華やぐ人生を生きる著者の感動の半生記。