彼が泣いた夜 (角川文庫)

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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043444076

感想・レビュー・書評

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  • 初めて彼女の本を読みました。フランクな文体で読みやすかったです。内容は、私の現実とそぐわないので、一種のファンタジーとして捉えておきました。でも、嫌いじゃない。

  • いい男を選んだつもりなのに つきあううちに悪い男になっていく。男は女が尽くせば尽くすほどつけあがる。
    八寿美は男に尽くす いい女の典型なんだと思う。
    いい女ゆえに 男は調子にのって甘えてしまう。
    なんでもハイハイしてやると(俺さま)になってしまう。
    愛しているから 彼に合わせる。
    好きだから 彼を否定しない。
    でも自分らしさを失ってはいけない。
    言いたいことは やっぱり言わないといけない。
    やっぱりかっこいいぜ。春菊姐さん。

  • 官能ワードを散らしまくっても
    ラストまでこんなに軽快に走り抜ける恋愛が書けるのは
    さすが内田春菊さん、という感じ。

    決して弱いオンナではないキャリアウーマンの八寿美が
    正反対のタイプであるはずの元カレと今カレに
    縛られたり振り回されたりやられたりやり返したりを繰り返し
    何年も経ってから
    ”男はなんでどうしようもないのか”のヒントを得ます。
    その部分にはあたしも思わず「おおお」の声(笑)
    確かに説得力がありますし
    そう考えたらちょっとだけ男性に対して心が広く持てそう。

    どんな男性と付き合っても
    なぜだかどうしてだかいつも過剰に甘えられてしまう、とか
    男性の古風な、男尊女卑にも似た思考にイライラすることが多い女性に
    ぜひ読んでいただきたい一冊。
    ただエロティックなシーンが多いので
    刺激的な文章に動じないメンタルは必要です(笑)

  • 復讐劇…?あまり好みでなかった。

  • 主人公の八寿美は、男運が悪いというか、男と別れて違うタイプの男とつきあっても、またどうもダメな奴だし、どうもどうしようもない男を引きよせてしまうものを持っているのかも。
    なかなかダメな男との縁を断ち切れません。

    情交の描写も露わだし、登場人物は女も男も、どいつも、こいつも・・・・・
    と思ってⅠ章、Ⅱ章と読み進むうち、数年後を描いたⅢ章にはいるなり、やられてしまいました。

    時を経ても変わらないのは男ばかり。
    徹底的に女性にやられちゃっています。

    男性が読むと、お尻のあたりがむずむずして居心地が悪くなり、女性が読むと、溜飲を下げてスッキリするでしょう。

  • 男っていつまで「自分の女」だと勘違いし続けるんだろ?
    いつでもヤれると思ってるんだろ?
    しかもそういう男に限って鼻が利く。
    恋人同士には恋人同士の時だけのルールがある。
    それはその間だけ適用されるルール。
    そういう区別がつかない男が…なんだろうね。

    久々の内田春菊せんせ。
    赤裸々なのだよね。
    女性って…やっぱり男をたたせてあげようとするじゃないですか?
    それを勘違いするじゃないですか。
    こいつ俺に気がある、とか。
    俺を誘ってる、とか。
    ごめんね全然そんな気ないのよ。でもはっきり言ったら
    傷ついちゃうでしょ?気ィつかってんのよ。
    でもそれがまた勘違いすれ違い。
    挙句の果てには「おまえが悪い」。


    どうしてだろうね?
    どうしてこうなっちゃうんだろうね?
    でも里見くんの手紙は、うん。誰でもそういうとこ、
    あるのかもしれないです、自分も含めて。うん。

  • レビューを書くためにパラパラとめくって読んでみてから、ハタと気付いた。
    イライラする話だったんだ。この本。

    春菊さんの本を何冊が読んでいれば、どこかで読んだような話。

  • 読むのが少々怖いお話でした。イライラしつつ・・・。(笑)男性が読むには向かない作品ですよね。でも、こういうこと実際にありそうだよなあ。

  • 女を自分の所有物のように扱うよーな男は大嫌いだ。

    でも結局男のほうが力が強いからさ、いくら優しい男だったとしても女はいつもどこかで恐怖を感じてる気がするよ。

  • 完全に、完全に!!!負けん気の強い女の子向き。女の子なら、読める。でも男の子はたぶん読めない、最後まで。怒るか、悲しくなるか・・どちらかになると思う。負けたくない女の子なら、読んだ後強くなれる。そして、共感したりもできると思う。女の子ならね。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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