- Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043446018
作品紹介・あらすじ
デンデケデケデケ〜。1965年、3月28日。高校進学をひかえた15歳の春休み。ラジオから流れてきたベンチャーズの「Pipeline」。その電気ギターのトレモロ・グリッサンド奏法のフレーズに、"ちっくん"は、昼下がりのうたた寝から目覚め、ロックに目覚めた。「やーっぱりロックでなけらいかん!」四国の田舎町の高校生たちがくりひろげる抱腹絶倒、ロックと友情と、あわい恋の物語。直木賞受賞の永遠の青春小説、800枚の完全オリジナル版が待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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音楽小説だなと読みはじめは感じた。ビートルズ好きとしてはそれで良かったのだが、なんで直木賞?と訝しく思っていたが、最後の章に辿りついたら涙がでてきた。青春卒業の寂しさを非常に上手く表現していて感心した。紛れもなく青春小説の傑作!
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ひとつの青春が宝物のように甦る羨ましい話。たしかにありました!等身大の青春です。
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ちっくんとバンドの仲間のやりとりが、自分の学生時代を思い出させる。映画から入ったので、光景が目に浮かぶよう。映画も小説も最高におもしろい、というめったにない作品だと思う。見てたらバンドがやりたくなった。
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1960年代を舞台に、ベンチャーズの曲をきっかけにバンドを組んだ高校生たちの青春物語。
リズム、テンポ良し。 -
青春を思い出す。
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物語の進み方が好きでした。あと田舎の男の子たちの会話のやり取りとかも面白いです。主人公の「今」が気になりましたが、ラストのシーンが素敵でした。
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読んだ後の気持ちが良い!
電気ギターという表記がこれまた好き。
私はバンドを組んだことないです。ですが、もしバンドを組んでいたor組んでいる方には是非とも読んでいただきたいです。
ロックだけでなく、笠置しづ子さんや、宇宙少年ソランの名前が出てきて少し嬉しくなりました。
青春って言葉を自分に当てはめるのは、あまり好きじゃない。
けど、こういうのは好き! -
「私家版・青春デンデケデケデケ」芦原すなお
自伝的青春音楽小説、かな?特になし。
デンデケデケデケ~
!?なんという衝撃的な表現なんだろうか・・・
これが主人公ちっくんに電気的啓示を与えた、エレキギターのトレモログリッサンド。
ロックに魅了された高校生の3年間を描いた笑いあり感動ありの名作です。
青春って青春だなぁと、掛け値なしに嬉しくなってきました。読んでるだけで。
うーん、高校生の熱情ってオソロシイ。
私事で申し訳ないんですが、自分が小説を読んで声を出して笑うなんてほんとにそうそうあり得ないんですが、本作品では何度もわらかしてもらいました。何度もです。
ベースの少年僧、富士男なんか最高です。それ以外のキャラクターもみんないい。
正直なところ、ロックはよく分からないのですが・・・。
でも形態はどうあれ何事かに熱くなれるということ、熱い時間を過ごせるってことはとても幸せなんだよなあと思わせてくれます。
かなり前、確か中学生の頃に一度読んだのですが、改めて今読み直すとまた違った印象。
また何年か後に読み直してみたい作品です。
コメント欄では、はじめまして。
タイムラインに上がってきたので、つい嬉しくて書き込みます(^-^)
同名の大林監督...
コメント欄では、はじめまして。
タイムラインに上がってきたので、つい嬉しくて書き込みます(^-^)
同名の大林監督の映画がありますよね。
私はそちらが先でした。
大好きな青春ものです。
kakane さんと同じく最後で泣けてしまいます。
再読したくなりました!ありがとうございます‼
私は映画はまだ観ていないので近いうちに借りてきてみたいと思います。(蔦屋に置いているか不...
私は映画はまだ観ていないので近いうちに借りてきてみたいと思います。(蔦屋に置いているか不安ですが)
大林監督懐かしいですね。ねらわれた学園や彼のオートバイ、彼女の島 観た覚えがあります。
懐かしい本、映画などあれば、またアップしてくださいね。良い読書ライラをお送りください。