80歳の世界: ぼくの老人体験レポート (角川文庫 な 33-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043447060

作品紹介・あらすじ

二〇一五年には四人に一人が老人(六五歳以上)になるといわれる日本。高齢化の問題は様々に議論されているが、そもそも老いというのは、どういう状態なのだろう。老人の筋肉や関節、目や耳は?横断歩道や階段の歩行はどうか?また街ですれ違う人びとの反応は?五十代の著者が全身におもりとサポーターを装着し、特殊メイクで八〇歳のおばあさんに大変身。街を歩き、人に会う。実体験レポート。

感想・レビュー・書評

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  •  作者の永井さんは、元お医者さんで、作家で、ジャーナリストという経歴の人です。51歳の時に、特殊メイクをして、手足に関節の動きを固めるためにサポーターとおもりをつけて、80歳のおばあさんに変身しました。そして、つえをつき、街へ出かけます。日常の不自由や困難を作者を通して、私たちも擬似体験することができます。
    (一般担当/カリカリ)平成28年9月の特集「職員おすすめ」

  • おじいちゃん、おばあちゃん、もっともっと親切にしたい。
    彼が実演してくれたおかげで改めて年をとると体が思うようにいかなくなるんだってことが分かった

  • 両手足首に重りをつけ見にくいメガネで視力を落とし80才のおばあちゃんメイクと服装で
    電車の切符を買って町を歩くという老人体験。

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著者プロフィール

1973年東京医科大学卒業。大船共済病院・内科研修医。
1979年モントリオール大学国際ストレス研究所所員。
1981年神奈川県立病院内科医長。
1983年同病院・退職。
以後、医療ジャーナリスト。

「1991年 『ボロウドタイム 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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