いちずに一本道 いちずに一ツ事 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043448012

感想・レビュー・書評

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  • 相田みつを さんは書家で詩人、と私は思っている。残念ながら、既に故人。あの独特な書体で綴られた、素晴らしい言葉はもう新しくは生まれない。
    その相田さんのものを一つ、ということであれば、私はこの書を薦めたい。
    どの言葉も味わい深いが「一番わかっているようで一番わからぬこの自分」「今からここから」など、是非、一つ一つ味わって見て欲しい。
    Twitterの相田みつをさんのボット(@aida_mituwo_)も愛用させていただいている。これは、相田みつをさんの言葉を一日3~5つ送ってくれる。聞き覚えのある言葉が送られてきて、私の最も好きなボット(Twitterで、自動送信される仕組み)の一つ。ただ、もちろん、活字で送られてきて、あの独特の書体ではこない。これを補うためにも、是非、この本を手元に置きたい。

  • とかく空気を読むことが大切とされているが、裏を返すと自分の考えを押し殺して、その場を対応していることになる。その場の空気が正しい状態か正しくない状態かなど関係なく、周りの状況を見ながら対応していることになる。
    相田みつを少年は、空気を読むことを嫌い、自分の気持ちに嘘はつかず、後に後悔しないように行動していたことがこの本からわかる。
    人生に一本筋が通っていて、勇気を持って行動していたことが、とても素晴らしいと思った。

  • 『人間だもの』や『生きていてよかった』などの詩集につぐ、
    相田みつをさんの自伝エッセイです。

    力強い独特な筆遣いと、つぶやきのようですが私たちの心に響く詩の内容です。何気ない言葉なのですが、その詩はこの方の手によると、どうしてこんなにも芸術性を感じる一枚の絵のような作品になるのでしょうか。不思議です。

    このエッセイの中で、著者自らの体験として、慕っていた二人の兄が戦死したこと、軍事教官から疎まれ「不良学生」のレッテルを貼られた中学生時代のことなどが鮮明に描かれています。講演で語られたことを、文章にされたようですが、戦死した兄から学んだことも多かったろうと思われます。そんな哀しい少年時代が記憶の底にあるから、人々の心をとらえる詩が書けるのでしょう。

    「どじょう」内閣といわれる現内閣は、野田総理が相田みつおさんの「どじょう」の詩から、自分をどじょうにたとえたことで知られています。内閣誕生からしばらくは、東京有楽町の国際フォーラムにある相田みつを美術館には、「どじょう」の詩を見ようと、人々が来館したそうです。
    残念ながらこの著書には「どじょう」の詩は載っていませんが、
    未発表作品など数多く収められていました。

    あたりまえのことをあたりまえに文字にあらわして感動を呼べるのは、ある意味人徳なのかもしれません。
    人間の生きる道を諭すような相田さんの詩を
    座右の銘にしている方も多いだろうなと思いました。

  • いいね

  • 昼休みに一気に読破!うっかりすると傲慢になりがちな自分を見つめ直す。そんなきっかけを与えてくれました。実家の至る所に相田みつをさんの書が(カレンダーなどですが…)あったなぁ。

  • 自分の納得する生き方をしてるだろうか?と。そして、「あってもなくてもいいものは、ないほうがいいー」では、今大切なことに集中しないとと、自問する。

  • 彼の言葉が好き。デザインが好き。心に響く。

  • 平易な言葉、兄弟の思い出および戦争体験部分等、子供に読ませたい文庫。相田さんは在家で仏法を学んでいらしたとか。そういえば一つ前に読んだ本も偶然ですが仏法僧の方でした。相田さんも兄弟の方も、自分の心に正直な方々だと思います。以降は本からの引用です。//あってもなくてもいいものはないほうがいいんだなー。何の用ぞ。自分のやっている事は何だ このままでおまえ自身、心のどん底から納得できるのか。あんたのおとうさんはたいへんいい人でしたよ、という、その一言が、我が子に残す一番いい財産じゃないか。人間は、いつでも負ける方にいると、心が安らかだと思うんです。途方に暮れる経験がないと、人生はわからない。そういう経験が人間のいのちの根っこを育てていくんです。負けるってことがいかに大事か。

  • スマートではないが、骨のある生き方。

  • みつをの詩はやっぱりいい…
    あとみつをイケメン

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著者プロフィール

相田 みつを(あいだ みつを)
1924年5月20日 - 1991年12月17日
1924年、栃木県足利市生まれの書家。本名:相田 光男、雅号:貪不安(ドンフアン)。
旧制栃木県立足利中学校在学中から書に親しみ、卒業後、書家を志し岩沢渓石に師事1953年3月、関東短期大学夜間部国文科卒業。 1984年に詩集『にんげんだもの』を刊行し、ミリオンセラーに。以降多くの書籍を刊行。
1991年道でころんで入院、脳内出血が元で急逝する。

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