いちずに一本道 いちずに一ツ事 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 300
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043448012

作品紹介・あらすじ

『にんげんだもの』『生きていてよかった』など力強く繊細な書によって、現代人の心を強く深くひきつける相田みつを。在家のまま仏法を学び、人間愛の真実を探求し、孤高な精進を全うしたその生涯の喜びと苦難を綴る感動的な唯一の自伝エッセイ。未発表・カラーの書作品39点を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人なら誰しも相田みつをさんの作品を
    見たことがあるのではないでしょうか?

    私も何度も目にしていましたし、
    よく紹介もされ、ただ好きでしたが、
    そんな彼の人生についてはほとんど何も知りませんでした。
    彼の人生を知ることによって今まで理解していた気でいた
    作品の本当の意味が理解出来たような気がします。
    この本を読むと、同じ作品でも、今までと違って見えました。

    私は文庫本が好きなので
    このサイズで発売されたことはとても嬉しいです。

    表紙も凝っていて、とても気に入りました。

  • 2012年95冊目。

    みつをさんの本は、「にんげんだもの」「いのちのバトン」「生きていてよかった」と、本書以外に3冊読んできたが、本書が一番良かった。
    他3書と違ってエッセイが多く、みつをさんを形作った過去の出来事と、それをどう捉えて糧にしてきたのかがとても興味深かった。

  • <u><b>相田 みつをって結構大変な人生を送ってるのね</b></u>
    <blockquote>
    受け身

    柔道の基本は受身
    受身とはころぶ練習
    まける練習
    人の前でぶざまに
    恥をさらす稽古

    受身が身に
    つけば達人

    まけることの尊さが
    わかるから

    みつを</blockquote>

  • 字といい文字の書き方といいとても好き。癒される。
    学校での体験と紙袋の話がとても印象的。

  • 相田みつをさんのことばはとても好きで、その時の自分の心のありようで、私を支えてくれる適切なことばが見つかります。子育ての時代にも拙い親である私は相田さんのことばで気づかされることが多くありました。親の私もこれにより育てられていた気がします。ぜひ子育て中のお父さんお母さんにも読んでほしいです。また今この先自分が何をしていけばいいのか悩んでいる私に今のこの時期も無駄ではなくいつかそれが自分の肥やしになると思わせてくれました。また具体的に動けば具体的な答えが出る、ということばにも勇気づけられました。「いのち」という本もあり、本当に苦しんでいた友人に送ったら涙を流して読んでくれました。凡人の私が何を言っても彼女を助けることばは思いつかず、相田さんの力を借りてほんの少しかもしれませんが彼女を助けることができました。悩んで苦しい時、迷ったときにはいつも紐解きたいと思うのが相田さんの本です。ぜひ、心の書として手元に置いてほしいと思います。

  • 相田みつをさんの言葉は誰でもぐっと来るのが一つはあるように思います。その時心が求めてる言葉に出会う瞬間が好きです。

  • 人間にとっていちばん大事なものは、学歴でも肩書きでもお金でもありません。丈夫な体と健康なこころ、これが最高の宝です。その他は枝葉、一時の飾りです。くよくよすることはありません。

    途方にくれる経験がないと人生はわからない。にっちもさっちもいかない、どこにも行く場がない。そういう経験があると思う。そういう経験がいのちの根っこを育てていくんです。負けるってことがいかに大事か。

  • 4043448015 221p 2002・5・25 16版

  • 涙なしでは読めませんでした。

  • 相田みつをサンって理念の人というイメージでしたが、

    本書を読んで、実践の人というイメージが強くなった。

    明日から、元気を出して、行動していこう。

  • 相田みつを さんは書家で詩人、と私は思っている。残念ながら、既に故人。あの独特な書体で綴られた、素晴らしい言葉はもう新しくは生まれない。
    その相田さんのものを一つ、ということであれば、私はこの書を薦めたい。
    どの言葉も味わい深いが「一番わかっているようで一番わからぬこの自分」「今からここから」など、是非、一つ一つ味わって見て欲しい。
    Twitterの相田みつをさんのボット(@aida_mituwo_)も愛用させていただいている。これは、相田みつをさんの言葉を一日3~5つ送ってくれる。聞き覚えのある言葉が送られてきて、私の最も好きなボット(Twitterで、自動送信される仕組み)の一つ。ただ、もちろん、活字で送られてきて、あの独特の書体ではこない。これを補うためにも、是非、この本を手元に置きたい。

  • とかく空気を読むことが大切とされているが、裏を返すと自分の考えを押し殺して、その場を対応していることになる。その場の空気が正しい状態か正しくない状態かなど関係なく、周りの状況を見ながら対応していることになる。
    相田みつを少年は、空気を読むことを嫌い、自分の気持ちに嘘はつかず、後に後悔しないように行動していたことがこの本からわかる。
    人生に一本筋が通っていて、勇気を持って行動していたことが、とても素晴らしいと思った。

  • 『人間だもの』や『生きていてよかった』などの詩集につぐ、
    相田みつをさんの自伝エッセイです。

    力強い独特な筆遣いと、つぶやきのようですが私たちの心に響く詩の内容です。何気ない言葉なのですが、その詩はこの方の手によると、どうしてこんなにも芸術性を感じる一枚の絵のような作品になるのでしょうか。不思議です。

    このエッセイの中で、著者自らの体験として、慕っていた二人の兄が戦死したこと、軍事教官から疎まれ「不良学生」のレッテルを貼られた中学生時代のことなどが鮮明に描かれています。講演で語られたことを、文章にされたようですが、戦死した兄から学んだことも多かったろうと思われます。そんな哀しい少年時代が記憶の底にあるから、人々の心をとらえる詩が書けるのでしょう。

    「どじょう」内閣といわれる現内閣は、野田総理が相田みつおさんの「どじょう」の詩から、自分をどじょうにたとえたことで知られています。内閣誕生からしばらくは、東京有楽町の国際フォーラムにある相田みつを美術館には、「どじょう」の詩を見ようと、人々が来館したそうです。
    残念ながらこの著書には「どじょう」の詩は載っていませんが、
    未発表作品など数多く収められていました。

    あたりまえのことをあたりまえに文字にあらわして感動を呼べるのは、ある意味人徳なのかもしれません。
    人間の生きる道を諭すような相田さんの詩を
    座右の銘にしている方も多いだろうなと思いました。

  • いいね

  • 昼休みに一気に読破!うっかりすると傲慢になりがちな自分を見つめ直す。そんなきっかけを与えてくれました。実家の至る所に相田みつをさんの書が(カレンダーなどですが…)あったなぁ。

  • 自分の納得する生き方をしてるだろうか?と。そして、「あってもなくてもいいものは、ないほうがいいー」では、今大切なことに集中しないとと、自問する。

  • 彼の言葉が好き。デザインが好き。心に響く。

  • 平易な言葉、兄弟の思い出および戦争体験部分等、子供に読ませたい文庫。相田さんは在家で仏法を学んでいらしたとか。そういえば一つ前に読んだ本も偶然ですが仏法僧の方でした。相田さんも兄弟の方も、自分の心に正直な方々だと思います。以降は本からの引用です。//あってもなくてもいいものはないほうがいいんだなー。何の用ぞ。自分のやっている事は何だ このままでおまえ自身、心のどん底から納得できるのか。あんたのおとうさんはたいへんいい人でしたよ、という、その一言が、我が子に残す一番いい財産じゃないか。人間は、いつでも負ける方にいると、心が安らかだと思うんです。途方に暮れる経験がないと、人生はわからない。そういう経験が人間のいのちの根っこを育てていくんです。負けるってことがいかに大事か。

  • スマートではないが、骨のある生き方。

  • みつをの詩はやっぱりいい…
    あとみつをイケメン

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著者プロフィール

相田 みつを(あいだ みつを)
1924年5月20日 - 1991年12月17日
1924年、栃木県足利市生まれの書家。本名:相田 光男、雅号:貪不安(ドンフアン)。
旧制栃木県立足利中学校在学中から書に親しみ、卒業後、書家を志し岩沢渓石に師事1953年3月、関東短期大学夜間部国文科卒業。 1984年に詩集『にんげんだもの』を刊行し、ミリオンセラーに。以降多くの書籍を刊行。
1991年道でころんで入院、脳内出血が元で急逝する。

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