日本人改造論: あなたと俺と日本人 (角川文庫 ひ 12-2)

  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043453023

作品紹介・あらすじ

親父の権威がない世の中、日本人が怖いのは地震、カミナリ、火事、エイズ-。プレッシャーとパニックに翻弄される男。定期券の年齢をサバ読む女。見栄と虚栄心。バカヤローに限ってプライドにこだわる。贈り物で恩着せる。すぐにセコイ計算を働かせる。それが日本人の心意気!?ウンコの話から政治の問題、そして神様についてまで、たけし流、日本人改造論の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 時間があれば

  • 20年近く前に出された本だけど、たけしが言うことに古さを感じない。要はそのころから日本ってあまり変わっていないのかもしれない。たけしは当たり前のことを当たり前に言っているだけだし、ものすごい発見をしているわけじゃない。違うのはみんなが言わないことをはっきりと指摘しているところ。でも、たけしが言うからすんなり耳に入ってくるのかもしれないな。いくら当たり前のことを言っても感心するどころか、「偉そうに言うな」ってムカつく人もいるもんな。人柄なのかな。ずっと、テレビやラジオや映画、とにかく発信側でいつまでも好きなことを話していてほしい。隠居生活に入ったらオイラはすごく寂しくなる。大人として、男として手本にする人だから。

  • んー…ちびちび読んでたった今、読み終わりましたけれども、共感できるかといったらどうかと? 思うんですけれどもまあ、たけしさんの書く本というか、たけしさんの本だから売れそうですねぇ…。 ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    結構昔の本だったりしますからねぇ…今も色々な問題を抱える世の中ですけれども、当時もまた当時で色々と問題にされてきたんだなぁ…と思いますよねぇ。たけし氏は戦後すぐの生まれの人ですから、そりゃ現代の日本とはすげえ違いがありそう! とか思いますよねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、今後、日本はどのやうな方向に進むんでせう…とか言ったところでまあ、なるようにしかならない…というのがアレですよねぇ…少子高齢化問題とか…まあ、神様が多くなりすぎた人口を減らしているんだ…と思えば納得もできましょう。おしまい。 ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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