十五才 (角川文庫)

著者 : 山田洋次
  • 角川書店 (2000年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043460021

十五才 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 古本屋で目に止まり購入して、すぐに読み終えた。この映画は好きで、何度も観た。これを観て、当時は自分も旅に行きたくなった。15歳って頭でっかちに、いろいろ考えて、小さなことで悩んでたりして中途半端な時期。この頃、私も学校が好きでなかった。中学生に戻りたいかと言われると、戻りたくはない。
    一番好きなのは、すみれとの場面。すみれの息子である登が、重そうな体を揺さぶって必死な形相で走ってくる場面は、再度読んでも感動する。どうでもいいが、すみれの娘である薫みたいな女の子タイプだと読んで気づいた。さわやかな風のような。
    作品中で、主人公が「一人前ってどういうことですか?」と問う場面がある。それに対して、「自分の頭と心を持っていて、自分の頭で考えたことを自分の言葉で表現できるようになる」と答えている。これって今の自分に出来ているかな。未だにアイデンティティ確立しきってないじゃないかな。あるがままの自分を認め、あるがままの自分を認めてくれる存在が必要なんだと感じた。人は一人では生きていけないんだ。それは私も北海道の旅で感じた。

    草原のど真ん中の道を、あてもなく浪人が歩いている。ほとんどのやつが馬に乗っても、浪人は歩いて草原をつっきる。早く着くことが目的じゃないんだ。雲より遅くてじゅうぶんさ。この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ。葉葉っぱに残る朝霧、流れる雲、小鳥の小さなつぶやきを聞き逃したくない。だから浪人は立ち止まる。そしてまた歩き始める

  • (2000.11.19読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「何で学校に行かなきゃいけないんだ。明るくて、素直で、賢くて…。そんな子だけがいい子なのか?」そんな心の叫びを抱えた中学生の川島大介は、学校に行かなくなって半年になる。ある日彼は、九州・屋久島の縄文杉を目指して旅に出た。ヒッチハイクで屋久島に渡った大介は念願の縄文杉に辿り着く。そして旅の終わりに、一人暮しをしている老人・鉄男と出会い、一晩世話になるが、突然、鉄男の具合が悪くなり…。学校にも家にも居場所がない少年が、旅を通して成長していく姿を描いた感動の物語。山田洋次監督作品「十五才―学校4」の完全ノベライズ。

    ☆関連図書(既読)
    「学校」山田洋次・朝間義隆著、同時代ライブラリー、1993.10.15
    「学校 Ⅱ」山田洋次・朝間義隆著、ちくま文庫、1996.09.24
    「学校 Ⅲ」山田洋次著、角川文庫、1998.10.25

  • あなたの学校はどこですか?

  • 「どうして学校にいかなきゃいけないんだ?そんな子だけがいい子なのか??」
    と疑問を抱き不登校の中学生。
    家を飛び出しあこがれの屋久島を目指してヒッチハイクする。
    色んな大人と話し、親友と出会い、おばさんが泣いたこと、
    聞いた言葉に胸を打たれ一人前になろうと思ったこと、
    死ぬって意外と簡単なことだな・・・と考えたこと、
    老人と過ごし息子との関係に怒りを感じ涙したこと・・・
    学校にも家にも居場所がなかった少年が2週間の旅を通して成長していく話。

    中学の時に読んだ本なんだけれど、何度読み返しても
    グッと来る話です。涙なしじゃ読めない。

    一人前になるにはまず、ありのままを好きになること。
    自分の顔と心を持ち、自分の頭で考えたことを
    自分のことばで表現できるようになることだ。

    踏み出すのは自分だし、始めの一歩は足取りが重いかもしれない。
    けれど、多くの人と出会い考える時間がほしい、
    いつかヒッチハイクしたい、沢山の気持ちをもらえ、考えることができた。


  • 学校で見つけました!
    成長していく私たちをそのまま書いている
    みたいでとても近いものを感じました。

  • 「どうして学校にいかなきゃいけないんだ?そんな子だけがいい子なのか??」という疑問を抱く不登校の中学生川島大介。鹿児島県屋久島の縄文杉を見に行くために家出しヒッチハイクの旅を通して成長していく姿を描く。
    故郷鹿児島が舞台になっていることもあって結構好きな作品です。

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