二重螺旋の悪魔 (上) (角川ホラー文庫)

  • 角川書店 (1998年12月10日発売)
3.79
  • (31)
  • (35)
  • (40)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 338
感想 : 28
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784043461011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最高に楽しいおバカエンタメ小説。とんでも科学理論満載で500ページ超えのボリュームながらダレがない良作だと思う。回りくどいセットアップ抜きにいきなり研究所に飛び込むアクセル全開の出だしといい、要を得た状況説明や適度にチージーな会話といい、サービス精神あるなあと感心してしまった。

  • イントロンの謎を解いてはならない。そこには恐るべき事実が隠されているのだから……。

    クトゥルー神話を基にして繰り広げられるSFアクション、バイオ・ホラー。理系の専門用語が飛び交う本書は、人によっては少し読みにくいと感じるかもしれない。しかし、それが気にならないほど本書は面白い。次々と発生する事象にページをめくる手が止まらない。スリルを味わいたい方はぜひ、読んでみてほしい。

  • 「ゼノギアス」が好きならぜひぜひ読むべし。
    DNA・イントロン環・ナノマシン…
    そういうのでいっぱいなSFファンタジー。
    お腹いっぱいになれます。

  • クトゥルー神話は「ラブクラフトの小説」の扱い。 アクションなので分厚さは気にならない。
    秘密を暴いた者が秘密を守る側に回るってのは、何か元ネタがあるんでしょうか?

  • 初めて読んだジャンルでした。
    専門用語が多く分かりづらい点もあるが、
    ストーリーが面白かったです。
    サクサクよめます。

  • 怪物と戦う。
    面白い、古い本のようだが今読んだも面白い

  • バイオホラーの先駆け?ハリウッド映画にありそうなプロットでなかなか楽しめました。『パラサイトイブ』が好きな方々なら一見の価値ありです。

  • なぞを解く、息もつけない面白さでした。

  • 90年代に書かれた、80年代スーパーバイオレンスアクション!的な…誰かがどこかで勧めていたので古書で購入。いやー(笑)理系のちょっとスポーツマンが事件をきっかけに、いきなりアメリカ的なジョークの強面に(笑)セリフがいちいち、お前、アメリカの刑事ドラマ見過ぎだろ!な感じで爆笑。これが80年代なら許容範囲、が、私が高校時代。あり得ない…ホラーで怖い!という評価なのだが、まだ怖くならず、下巻、読むのか、私?

  • ハリウッド映画ちっく。
    映画化したら面白いと思う。

  • きっと、研究者も小説家も、妄想する→形にする、という点では変わらない。
    バイオって、やっぱりこういう危険があるよ~っていうのが、DNAに記憶されてるんじゃないだろうか。
    でも、謎解きという魅力は抗いがたく。。。

    映像化、できるなら見てみたい。
    深尾さんの役、加瀬亮くんとか、どうかなー。

  • レビューは下巻です。 m(__)m

  • 自分の中で最高の小説、前編。

    医療ホラーかと思わせといて、
    実際には全然違うw
    ハリウッドで3部作くらいで映画化してもらいたいわ…
    完全に目の前に映像が浮かぶくらいの、
    素晴らしい描写力。必読。

  • 読み物として面白いが、進化論。

  • 作品の少ない作家だけど、非常におもしろかった。
    ファンタジーの傑作。おすすめ

    -------------------
    下も同様

  • 生物の不思議はいつも人間には解読できないし理解もできない。人間のエゴイズムで人間が苦しむのは仕方ない。

  • とにかく次から次へ読者を愉しませるアイデアを放り込み、読者にページを繰る手を休ませようとはしない。
    また『幻魔大戦』や『クトゥルー神話』など、作家の趣味だと思われる物も詰め込み、上下巻1,000ページを駆け抜ける。
    最新(1993年当時に構想のみされていたものも含めた)のバイオテクノロジーからダーウィンの進化論、そして恐竜の絶滅から新約聖書、サイバースペースなどなど、多種多様なジャンルを盛り込み、壮大なスケールで描いたスペクタクルホラー。一言で云おうとすると、修飾語が多く付きすぎて収拾が付かなくなるほど、盛り沢山のエンタテインメント作品。

  • ホラーと言うよりも、SF。何となく、「あやかし」(高橋克彦 著)を思い出す。

  • 地上でゴテゴテの遺伝子SF。好き嫌いは分かれるかも。
    ただ壮大なスケールは読み応え有る。
    でもやっぱりクライマックスはやりすぎに思えてちょっと冷めた。

  • ホラー小説の中で一番おもしろい。SFちっく。

全24件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1960年富山県生まれ。1993年『二重螺旋の悪魔』でデビューし、各方面から絶賛を浴びる。続く第2作『ソリトンの悪魔』で第49回日本推理作家協会賞を受賞。その他の著書に『カムナビ』『サイファイ・ムーン』『心臓狩り』がある。

「2018年 『テュポーンの楽園 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅原克文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×