二重螺旋の悪魔 下 (角川ホラー文庫 55-2)

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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043461028

作品紹介・あらすじ

二一世紀初頭。イントロンに封印された悪魔は解き放たれ、世界は焦土と化した。人類もまた、異形の物たちに対抗すべく最終軍を結成した。果たして、生き残るのはどちらか?人類の未来を賭け、悪魔の地下要塞に潜入した深尾直樹の運命は?そして、怪物たちは何故、遙か太古から人類のDNAに封じられていたのか?全ての謎がリンクしたとき、宇宙に秘められたる恐るべき真相が解き明かされる!斯界から大絶賛を浴びた壮大なバイオ・ホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻は上巻とはまた違った雰囲気で、二重螺旋の悪魔VS人類の、生存権をかけた戦いといった感じだった。ゲームに例えると、『地球防衛軍』みたいな世界観。上巻と同様スリルがあり、面白かった。

  • 一転、超人アクション物です。いろんなSF設定が紛れてたり。ラストは妥当だと思う。

  • まるでSFアクション映画のようでした。
    ストーリーに引き込まれました。
    上巻より好きです。

  • 化学用語がたくさん出て来る

  • ちょっとハリウッドちっくなタッチでした…

  • 読まなくても、先が見えちゃうから斜め読み。
    ハリウッドアクション映画まんま。

  • 上巻も面白かったけど、下巻はそれ以上!
    最後の選択は予想がついちゃったけど、でも、それまでの予測のつかない展開が、すごくいい。
    何も考えず、流れに乗っかって読んでいくのが楽しい。
    クトゥルーとか、指輪とか、そういうのもいいね。

    日本で映像化したら、チャチになっちゃいそう。
    こういうのはやっぱりハリウッドが得意なのかな。
    作者の、90年代ハリウッド映画風娯楽作品、というのが、すごくぴったり。
    とても楽しく読みました!

  • 梅原克文といえば何かと物議を醸す作家だが、ストーリーテラーとしての才能はズバ抜けている。
    デビュー作である本作は上下巻1000枚の長大なストーリーだが、冒頭からまったく衰えない圧倒的な熱量で、読者をラストまで一気に引っ張っていくのだ。その中には膨大な知識と、眩いイマジネーション、胸を衝くドラマがぎっしりと詰め込まれている。
    完成度では第2作「ソリトンの悪魔」に譲るが、荒削りな迫力ではこちらが上。読んでいる間、至福の時間が過ごせることは間違いない。

  • 自分の中で最高の小説、後編。
    一気に雰囲気が変わる。
    そして破綻せずにちゃんと出来てる。

    この作者の最高傑作なんじゃないかと思う。
    …失礼かもしれへんけど。

  • まあ楽しめた。

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著者プロフィール

1960年富山県生まれ。1993年『二重螺旋の悪魔』でデビューし、各方面から絶賛を浴びる。続く第2作『ソリトンの悪魔』で第49回日本推理作家協会賞を受賞。その他の著書に『カムナビ』『サイファイ・ムーン』『心臓狩り』がある。

「2018年 『テュポーンの楽園 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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