心臓狩り (3)異形の領域 (角川ホラー文庫)

著者 : 梅原克文
制作 : toi8 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月23日発売)
2.31
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043461073

心臓狩り (3)異形の領域 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  エンターテイメントとしてなかなかだと思う。そりゃあ大傑作「ソリトンの悪魔」に比べたら驚きも興奮もイマイチだが、ジャンルも違えば3ケ月連続発売ということで狙っているところも違うんだろうし、これはこれで良いと思う。買っただけの価値はあったしね。
     まあ、SF的な設定はあっても、薀蓄にプラスされる発想の飛躍が(過去の作品に比べれば)あまりなく、知的興奮度は低めか(でもこの作品にはバランス的に丁度良いのか?)。物語もごく限られた人間の中で終結してしまうのでスケール感はあまり無い。敵の怪物度がもう一つ突き抜けていない。その辺りがやや不満点。作者のポテンシャルの高さを知っているだけに惜しい感じ。でも、バトル自体はそれなりに楽しめた(最後はちょっと…だけど)。舞が魅力的なので子供っぽい主人公の行動も分からなくもない。

  • 梅原氏の新作が久しぶりに出るので、旧作を押さえておこうと読んで見たのだが、評判通りの凡作だ。あちこちで戦ってるうちに終わってしまった。B級の格闘漫画みたい。小説としての魅力を出そうとした。出せなかった、のかな。この言い回しは癖になる。前作の「カムナビ」も評判は良くなかったが、提示されるトンデモ仮説にはワクワクしたものだ。

  • スリリングでスピーディな展開はよかった。
    けど、臓器提供者の記憶に導かれるサスペンスと思っていたのに、最後まで、臓器提供者から継承された超常能力バトルでした。
    求めていたのとは違ったかな。

  • 最後まで消化不良で終わった。そもそも対立軸が見いだせず、異能を持ちながらも、非常に狭い世界で戦っていることに意味が見いだせず、それなりに敵役として登場した相手も尻つぼみ的に早々と戦線から離脱、最後に異国の異能者との関連を示唆するのみで話が唐突に終わってしまう。多分に続編を期待している向きが見受けられるが、これでは続編を出してもらっても読む人がいるか疑問である。最後の最後に悪役としても魅力になかった敵役に、さらなる異能を付加して話が少しは展開するかと思ったが、その異能もあまり役に立たなかった。次回作こそは、名作、ソリトンの様な作品を期待したい。

  •  うーん、こんなとこで終わっちゃうの? が、一番の感想。
     きれいに終わっちゃいるけれど、自分としてはもっとトンでもないどんでん返しを期待していた(勝手に)。もしくは続編がないと物足りない。
     また、雰囲気というかセンスが昭和臭く感じられたような?

  • 終焉――異能力――心臓――人格――無意識。人の定義、その曖昧さ。

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