D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)

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著者 : 沙藤一樹
  • 角川書店 (1998年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043463015

D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • あまり僕の琴線に触れる作品ではなかった。
    どこがイマイチだったのだろうか?
    これが長編だったら、伝わってきたのだろうか。

    近未来、ゴミためと化した横浜ベイブリッジ。
    そこに捨てられて育った一人の少年の独白。

    虫けら同然に扱われた彼の魂の叫び。
    「俺は確かに生きていたんだ!」
    それが最後に連呼される。
    しかし僕の心には伝わってこない!

    役人と思しき相原なる人物の造形もハマっていない。
    物語の設定と物語の構成力も足りない気がする。

  • 23歳の若さで角川ホラー短編大賞受賞、とか、新黙示録とか、
    さらには解説の高橋克彦氏の「読んで涙があふれた」という煽りに、
    期待値が高すぎ、自分のキモチが追いつけなかったというよくある話。

    ごみの島のような場所に打ち捨てられていたテープ、
    そこにこめられていた少年の独白、
    聞かされている大人たちのやる気のない態度。

    描かれている内容はどうにも想定の範囲内で、
    しかも文章は山田悠介チック。

    で?いつ衝撃が???

    って思っているうちに終わりました。
    あたしにとってはこの作品、ケータイ小説以上のものではなかったけど。
    なにか、見落としたのかな?

  • 文章はつたなく、リアリティに欠け、句点で改行される文体は読みにくく、どうしてこれが賞を争うような作品に選ばれたのか不思議でならない。
    幼少期にゴミ捨て場に捨てられ教育を受けていない子供なのに、語彙力がしっかりあり、社会を皮肉るような感情や思考力を持っているのが、ストーリーに入り込めなかった一因だ。
    1時間もかからず読み終わった。

  • 貴志祐介のクリムゾンの迷宮に似てる。
    表現はしんどい。
    ストーリー自体は割と好き。
    キャラクターには好感が持てない。
    30分くらいで読める。

  • ゴミ山で暮らす捨てられた少年の告白テープといったところ。
    悲しくグロテスクで、好き嫌いは分かれる。ぎゅっと入り込むところまではいかなかった。

  • ホラーよりグロイより、後味が非常に悪い・・・強烈。
    何か知らんが私が責められてる気がする。

    けど、私もただ聞く(聞かされる)立場だったら、他の大人たちと同じなんだろうなぁ。

  • 合間にかるかる〜く読みたい時にうってつけ。

  • 2015年19冊目。完全初読みの作家、沙藤一樹。

    1997年日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。ちなみにこの年の大賞は貴志祐介の名作(といわれる)『黒い家』。

    あらすじ:近未来の横浜。ゴーストタウン化したベイエリア。不法投棄によるゴミで溢れる横浜ベイブリッジ。ソコで発見された一本のカセットテープ。それにはソコで育った少年の独白が録音されていた。

    んーっ……。何もかもが物足りない。散文的書き方と、短い独白を重ねた作りなので、かなりアッサリと読めてしまうのは仕方なし。しかし、5、6才の子供が一人でサバイバルするってだけでたいへんだろうに、いきなりハンディキャップ負っちゃう。一方、会議室の面々のキャラもイマイチ掴みきれずだし……。スプラッター場面も多少あるが、ホラー感はほとんど感じず。印象に残ったのはエリハとの束の間の日々の場面位。オーラスも個人的にはそれほど好きになれない。

    20年弱以前の作品。カセットテープはおろか、MDでさえデッド・ソフトとなってしまうとは、思いもしなかっただろう。

    評価は甘めの★★★☆☆です。

  • なんとも哀しい捨てられた少年のラブストーリーの記録でした。素晴らしかったです。

  • 少女エリハとの関係や死に対しての膨らみがもっと読みたかった。あと、このテープを披露している場面の関係者それぞれの陰謀や関係性も詳しい描写は物語の拡大が欲しかった。少年少女の生活のホラー度に対して、このテープが公開されるに至った仕組まれたようなホラー話がもっとあると思っていたから。

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