獣の夢 (角川ホラー文庫 57-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 163
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043464043

感想・レビュー・書評

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  • 扱っているテーマが面白いのですが、話が分かりにくく、結論がうやむやで終わってしまい、消化不良でした。。

  • 中井さんらしくないちょっと残念な作品。

    前作アリスに似た設定を持っているけれども、ストーリー自体はありきたりでつまらない。

  • 一九九五年八月。富山県宇尾島市氷上小学校。六年一組の児童二十三人が日没の学校に侵入した。屋上でふざけあってるうちに一人の児童がコンクリートの壁に頭部を強打し死亡した。他の児童達は、所持をしていたナイフなので死んだ彼をバラバラにして、屋上から手足を捨てた・・・。この衝撃的な事件は、当時を震撼させた・・・。

    そして九年後、当時捜査にあたった所轄の刑事課の内海は、精神病院に一人の少女を訪ねる。九年前の事件の後で「獣遣い」と呼ばれていた少女宮地珠紀に呼び出されたのだ。「『獣』が戻ってきます。」と彼女は、言う。彼女との会話は、あまりに断片すぎて容易に捕らえきれない。まるで未来を予測してるような・・・。
    次の日、氷上小学校の屋上で全裸のバラバラ死体が発見された。県警は、特別捜査本部を設けて、九年前の失敗を繰り返さないために大々的に捜査を開始する。本庁からは、科警研心理1室三班から一人女性が加わった。彼女は『獣』を封じ込めるために来たのだ。
    遺留品・指紋・足跡も何もでず捜査は、暗礁になりそうだったが、内海の発言を聞いた県警の警察官は、事件を説くきっかけを得る。
    犯人は見つかるのか?九年前の事件との繋がりは?事件の真相とは?そして『獣』とは?現代の情報社会を問いただすホラーです。

    え?面白そう?実は、あまりお薦めしません。中井さんは、ホラー作家なのですが、作品ごとに違う顔を出します。この作品が一番つまらないかも・・・

  • 富山県宇尾島市氷上小学校。一九九五年八月。この学校の屋上で衝撃的な事件が起こった。六年生の児童二十三名が日没を待って夏休みの校舎に侵入。ふざけあうなどしているうちに児童の一人がコンクリートに頭部を強打、死亡するという事故が発生。他の児童たちは所持していたナイフで遺体を損壊。その一部を屋上から投下した。―そして九年後…。

  • 富山県宇尾島市氷上小学校。一九九五年八月。この学校の屋上で衝撃的
    な事件が起こった。六年生の児童二十三名が日没を待って夏休みの校舎
    に侵入。ふざけあうなどしているうちに児童の一人がコンクリートに頭部
    を強打、死亡するという事故が発生。他の児童たちは所持していたナイフ
    で遺体を損壊。その一部を屋上から投下した。―そして九年後…。
    衝撃の書き下ろし最新作

  • 展開は面白いがオチがイマイチ。

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