臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 623
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043470105

感想・レビュー・書評

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  • 彷徨い人がうらぶれた町で見つけた「臓物大展覧会」そこに展示されている臓物は一つ一つ己の物語を持っているらしい。彷徨い人は「臓物の物語」を聞こうとするが…というプロローグで始まる物語なのですが、読んでみるとスプラッタありSFあり、別に臓物関係なかったりで、あんまり統一性のないグロめの短編集だった。星新一的な「釣り人」「造られしもの」がおもしろかった。オチがよくわからないのが多かったので★2。

  • 相変わらず臓物描写が気持ち悪い…
    最近の作品は、和製ラグクラフト的なホラーよりSFの色が濃くなってきたような気が。「造られしもの」は目新しさはないものの、かなしさと郷愁を誘われました。
    SFとホラーの融合っていいなあ。

  • 確かにグロくて怖いといえば怖いけど……。

著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。

「2023年 『人獣細工』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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