人造救世主 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
2.82
  • (3)
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  • (18)
  • (5)
本棚登録 : 239
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043470112

作品紹介・あらすじ

女子大生のひとみは、留学生のジーンと共に古都の寺院を訪れていた。そこに西洋風の同じ顔を持つ者たちが突如出現し、建造物を破壊し始め、ひとみ達にも襲いかかる。二人の窮地に現れたのはヴォルフという謎の男。ヴォルフは単騎、その集団に戦いを挑むが…。寺院を破壊する謎の集団の目的は?そして"一桁"と呼ばれるヴォルフの正体とは!?人類の存亡を賭けた未曾有のダーク・オペラシリーズ、ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 駄作中の駄作。
    そんな予感はしながらも読み進めていったが、最後の2ページで確信し呆れて笑ってしまった。
    むしろ作者にとってはこのオチこそがこの作品を書きたかった理由かもしれないが、それにしても粗末過ぎる内容。
    途中で書くのを飽きたのかとも思える手抜きな描写、終盤に至っては進行の殆どが会話。場面転換も唐突過ぎる。

    小林泰三の作品はこれまで「玩具修理者」「人獣細工」「海を見る人」を読んできて外れのない作者だと半ば確信してこの「人造救世主」を手にとったのだが読み終わって後悔しかない。
    最後まで読み切れたのは他の作品と比べてあまり頭を使わずに読めたところにあるかもしれない。がっかりした。

  • 作者の本気度が知りたい

  • ―――古寺巡りに来ていた女子大生のひとみと留学生ジーンは
    西洋風の同じ顔を持つ謎の集団に襲われるが、ヴォルフと名乗る男に救われる。
    同じ顔を持つ男たちの目的は? ヴォルフとは? 究極のバイオ・ホラーシリーズ!


    小林泰三の新刊!
    …やねんけど、期待したほどではなかったなぁ

    系統としては『αΩ』のSF超絶戦闘
    しかし、あまりにも軽い
    軽いといってもあくまで小林泰三作品の中で、ってことやからラノベとかではないけど

    いつもの、科学とグロとロジックの融合はほぼ見られなかった

  • この人の本は玩具修理者、肉食屋敷と読んできてなかなか好みの世界観を書いてくれるからわりと期待して買ったのだけど…
    うーん壮大に裏切られた感じ。
    今第2章?まで読んだけど、正直ここまで読むのすら苦痛だった。
    序章はそれなりに惹かれるものがあったのに、本筋には全く魅力を感じない…。
    なぜ角川ホラーで出したんだ?

    (12/8追記)
    かなり流し読みで読了。
    この人の文章にはグイグイ惹きこまれてたのに、今作ではくどいと感じてしまった・・・。
    展開も気にならないし、続編あるみたいだけど読まなくていいや。

  • 「人造救世主」小林泰三
    SFアクション。焦茶色。

    歴史上の偉人のクローンに、超能力を発現させて世界征服?を目論む悪の組織と、そこから脱出したヒーローのはなし。
    …あれ、どこかで聞いたことあるような…
    『ΑΩ』もそうだったけど、パロディを翻案して名作感をなくす、B級感が容赦ない。
    稚拙なストーリーとか中学生並のSF設定が、安っぽさでパロディを演出してるんですよ?…たぶん。

    シリーズものの、まださわりだけなので、いまいちピンとこないところで、(3)
    あまり人にはオススメできないかなあー。

  • 読了。

  • 「小林氏最新作」
    オチが…やばい。ひどい。笑える。
    まあ、戦闘ものです。続くのか。。

  • 人に借りたから読んだ。この人の文体にはこういった話は合わないような気がする

  • 人に借りたから読んだ。この人の文体にはこういった話は合わないような気がする

  • 続編が出ていたので再読し,レビュー.

    内容は歴史上の偉人のクローンが超能力バトルを地味に行うSF小説.
    ホラー文庫から出版されているのは,作者のこれまでの作品の立ち位置からか?
    小林泰三らしいグロい描写や科学考察に基づく解説もこの作品では宙に浮いてしまっている感があり,テンポを崩す要因にもなっているような気がしました.

    小林泰三の考えるヒーロー像が描かれた作品だと思いますが,昔からのファンからするとコレクターアイテムの域に留まった作品です.

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著者プロフィール

小林泰三(こばやし・やすみ)
1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第二回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しデビュー。
98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年に『アリス殺し』で啓文堂書店文芸書大賞、17年に『ウルトラマンF』で星雲賞(日本長編部門)を受賞。
『ドロシイ殺し』『因業探偵』『人外サーカス』『未来からの脱出』など、精力的に執筆していたが、20年に病没。

「2021年 『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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