- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043470112
作品紹介・あらすじ
女子大生のひとみは、留学生のジーンと共に古都の寺院を訪れていた。そこに西洋風の同じ顔を持つ者たちが突如出現し、建造物を破壊し始め、ひとみ達にも襲いかかる。二人の窮地に現れたのはヴォルフという謎の男。ヴォルフは単騎、その集団に戦いを挑むが…。寺院を破壊する謎の集団の目的は?そして"一桁"と呼ばれるヴォルフの正体とは!?人類の存亡を賭けた未曾有のダーク・オペラシリーズ、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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駄作中の駄作。
そんな予感はしながらも読み進めていったが、最後の2ページで確信し呆れて笑ってしまった。
むしろ作者にとってはこのオチこそがこの作品を書きたかった理由かもしれないが、それにしても粗末過ぎる内容。
途中で書くのを飽きたのかとも思える手抜きな描写、終盤に至っては進行の殆どが会話。場面転換も唐突過ぎる。
小林泰三の作品はこれまで「玩具修理者」「人獣細工」「海を見る人」を読んできて外れのない作者だと半ば確信してこの「人造救世主」を手にとったのだが読み終わって後悔しかない。
最後まで読み切れたのは他の作品と比べてあまり頭を使わずに読めたところにあるかもしれない。がっかりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SFアクションホラー。
小林泰三さんの作品なので、当然グロ。
基本的にアクションものは苦手だが、これは普通に好き。
好きなSF要素と、軽めの会話で読みやすい。
シリーズものということで、まだまだ序章か。 -
作者の本気度が知りたい
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―――古寺巡りに来ていた女子大生のひとみと留学生ジーンは
西洋風の同じ顔を持つ謎の集団に襲われるが、ヴォルフと名乗る男に救われる。
同じ顔を持つ男たちの目的は? ヴォルフとは? 究極のバイオ・ホラーシリーズ!
小林泰三の新刊!
…やねんけど、期待したほどではなかったなぁ
系統としては『αΩ』のSF超絶戦闘
しかし、あまりにも軽い
軽いといってもあくまで小林泰三作品の中で、ってことやからラノベとかではないけど
いつもの、科学とグロとロジックの融合はほぼ見られなかった -
「人造救世主」小林泰三
SFアクション。焦茶色。
歴史上の偉人のクローンに、超能力を発現させて世界征服?を目論む悪の組織と、そこから脱出したヒーローのはなし。
…あれ、どこかで聞いたことあるような…
『ΑΩ』もそうだったけど、パロディを翻案して名作感をなくす、B級感が容赦ない。
稚拙なストーリーとか中学生並のSF設定が、安っぽさでパロディを演出してるんですよ?…たぶん。
シリーズものの、まださわりだけなので、いまいちピンとこないところで、(3)
あまり人にはオススメできないかなあー。 -
読了。
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「小林氏最新作」
オチが…やばい。ひどい。笑える。
まあ、戦闘ものです。続くのか。。 -
人に借りたから読んだ。この人の文体にはこういった話は合わないような気がする