新刊 めったくたガイド大全 (角川文庫)

  • 角川書店 (2000年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (545ページ) / ISBN・EAN: 9784043471027

みんなの感想まとめ

作品は、著名な書評家が手掛けたガイドブックで、純口語体のスタイルが親しみやすさを醸し出しています。前作よりも一般的な作品が選ばれており、読者にとって楽しめる内容となっていますが、著者の個性が色濃く反映...

感想・レビュー・書評

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  • 北上次郎氏のガイドブックは相変わらず純口語体で、何よりもそれが裏腹のなさを示しており、結構好感が持てる。

    前回の『余計者文学の系譜』の時よりは『本の雑誌』書評の編集本ということもあり、作品の選択が一般的で愉しめた。

    ただやはり書評家としてよりも一読者としての好みが全面に出ているきらいがあり、そこがいやに目に付く(まぁ、それが書評家北上氏の個性とも云えるのだが…)。
    また全体的にのめり込んだ本についての書評が長く、1つのコラムのバランスが非常に悪い。これならいっそ1冊に絞り込んで徹底的に評したらいいと思うのだが。

    惜しむらくはこの本を読んで触手の伸びる新たな本が見つからなかったこと。
    でも自分の関心の高い作品についての感想を読むのはやはり愉しい。

  • たまには古本屋を隅から隅まで眺めるものだ。このような貴重な本と出逢える喜びがたまにある。

    『本の雑誌』に連載の北上次郎の人気コラムの大全である。リアルタイムで読んでいた時期もあり、懐かしい。また、こうして、まとめて読むと、如何にこのコラムに頼って、本を選んでいたかに気付く。新人からベテラン作家まで、分け隔てなく、兎に角面白い本を紹介する、このコラムは大好きだな。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4043471025
    ── 北上 次郎《新刊めったくたガイド大全 199506.. 本の雑誌社 20000401 角川文庫》
     
    ── 1983年の9月に北上次郎は「読み出したらやめられなくなった」
    と鍋島一緋の『一号室のないホテル』に関して書いている。知らない作
    家だが、恐らく文庫にも新書にもなっていないだろうと思う。古書店で
    見つけることもほぼ不可能。たとえ読みたいと思っても、探し出すのは
    難しい。ネットの古書店で検索すれば見つかるかも知れないが、そこま
    でして求める気にもなれない。(単行本の寿命は短い 20010530)
    http://homepage1.nifty.com/midnightsapporo/zatu/book/bookp/bookp1/bookp/bookp08/bookp08.html
     

  • 手元には結構前からあったんだけど、今読んだのはやはり、本の雑誌紙面で、氏のガイドを読めなくなった寂しさから。自分が好んで読む年代からすると古いから、積極的に読みたくなった本はあまりなかったのが実際のところ。でも、今や大御所たるあの作家やこの作家の、そのデビュー時から推しているのとかを読むと、改めて凄い選球眼だな、と。で、名を成し次第に大きな存在になった著者については、逆にだんだんと取り上げる機会が減っていくのも、なるほど、と。もう水面下では企画が動いていると信じたいけど、これ以降、もっと言えば2000年代以降のものが読みたいです。

  • 2001年9月19日購入。

  • 2008/1/25読了

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京都出身。明治大学文学部卒。エッセイスト、文芸評論家、編集者。本名:目黒考二(めぐろ こうじ)。ジャンルごとに異なるペンネームを使用。私小説の目黒考二、ミステリー文学評論家の北上次郎、競馬評論家の藤代三郎(ふじしろ さぶろう)など。2000年まで「本の雑誌」の発行人を務める。 2011年「椎名誠 旅する文学館」の初代名誉館長に就任。主な著書に『書評稼業四十年』『冒険小説論』『息子たちよ』『余計者の系譜』『エンターテインメント作家ファイル108 国内編』『感情の法則』『記憶の放物線』などがある。

「2021年 『阿佐田哲也はこう読め!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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