- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043473014
感想・レビュー・書評
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頭の固い自分が、行き詰った時に手に取る一冊。頭をやわらかくしてくれる。やっぱり所さんは天才だ。
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所ジョージ「私ならこうします」
p20
・強盗をやる犯罪者は衣食住で贅沢がしたいとい発想の持ち主で、それは犬の意識を超えていない。「贅沢」のイメージ自体がとても貧困である。
P21
・弱った事に私も歳をとって「今の若い奴は」って言わなきゃいけない順番が回って来ている。
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そうか、順番制だったのか!
P22
・勉強したくない子供にはさせなくていい。本来であれば子供の方から「教えてください」とか「勉強させてください」って頼むもの。
・勉強しない子供には「勉強しないんだから馬鹿になればいい」と突っ放せば良い。
・勉強しないと馬鹿にしかなれないけど、勉強した人は馬鹿にもなれる。選択できる。智恵のある人にもなれるし、智恵の無い人にもなれる。
・勉強しない生徒は放っておいて勉強したい生徒にだけ教える。
・「先生の話を聞いたって先生レベルにしかなれないだろ」と言われたら、「先生の話を聞けば少なくとも先生のレベルにはなれる」と答えれば良い。
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上限を設定するのではなくて、下限のレベルを教えてやれば良い。
P27
・流行っている文化や流行にのる前に、自分にぴったりと合った枠を自分でしっかり作らないといけません。
P29
・車の渋滞が起こったのは車と一緒に道路を売らなかったから。
P31
・環境問題は「正義のイメージ」で大きな悪を隠している感じがする。
P36
・オフサイドがある以上サッカーはオモシロくならない。
・アメフトはボールを持ってない奴にタックルして潰してしまうのだから凄い。
P66
・イカは揚げる時にはねるから緊張する。
P69
・「牛乳」と「あんこ」と「食パン」は臭いを吸収する。
P78
・日本家屋は一階が居間で二階が寝室になっているが、日当りの事を考えて逆にしたって良い。
P84
・「生態系を守る」のは人間の安全を守るため。はっきりと「人間の為に自然を守る」と言うべき。
P96
・最高の商品をつくって最低の名前をつける。
「東京湾直行水」
「金魚も死ぬ水」
「排水」
酷い名前をつけておいて成分表には最高の成分が書かれている。
はみださず、優れている。
P103
・技術の進歩に「便利だなぁ」と感じた時はいつと比べて便利なのかを解っておくと良い。機能を使いこなしてあげないと便利の意味が無い。
P110
・だいたいの電話は生活の中にいきなり飛び込んでくるのが失礼。
P112
・「日本人は先頭になる度胸はなくて、三番手になる恐怖は持っている」
p116
・結論が同じならどんなルートを通っても良いっていうのは良い方向に向かってない。
P118
・銀行はお金を預けている人ではなくてお金を貸している人で儲けているのだから、貸し付けをする時はもっと丁寧に対応すべき。
P131
・当たらない銃より、当たる輪ゴムの方が痛い。
P138
・一番困っている所だけに援助をすると二番目に困っている所が一番困っている所になってしまう。
P145
・「あなたの幸せを祈らせてください」って言われた瞬間が一番不幸。
P175
・シートベルトをしない人、ヘルメットを被らない人は自分の命を粗末にしているんだから厳しく取り締まる必要はない。他人を巻き込むような事を厳しく取り締まるべき。
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その結果として他人が巻き込まれる事があるのだから、やはり取り締まるべきだと思う。
P182
・夫婦別性とか、名字を一緒にするとかはどうでもいい。鈴木と田中が結婚して岡山になったって良い。
P188
・フリーターでやっていけるのは才能とビジョンのある奴だけ。何もない奴は焦るべき。
P196
肩書きが上になった人は率先してお茶汲みなどの雑用をすべき。
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「気がついた人がやる」という習慣を浸透させるべき。
P198
・会社のルールなど、当たり前のことを張り紙するのは、会社のルールを一番馬鹿な人に合わせているという事。
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「整理整頓しよう!」という張り紙は整理整頓出来ない人の為に貼っていが整理整頓が出来ない人は張り紙を観ない。
「今日も頑張りましょう!」とか「一生懸命頑張りましょう!」とか「挨拶をしよう!」っていう張り紙は会社のレベルの低さをアピールしているようなもの。
P204
・「贅沢」と「快適」を混同しているのは嫌な親父だけ。
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飛行機などの快適であれば良い場所に贅沢を求めるから過剰なサービスが生まれる。
P231
・不良は真面目に不良をやっている。
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みんなが同じ服を着てみんなで同じ事をしている。
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世間がバカバカしいから不良をやるのであって、世間から馬鹿扱いされたら終わり。普通の人達が「ひょっとして俺達が馬鹿なのか?」と思わせるようじゃなければ行けない。 -
所さんこそアイデアマン、
一緒にブレインストーミングをやってみたい。
ぼくのなかではビジネス書扱いです。 -
やっぱ、所さんは頭がいい。言っていることに、圧倒的な説得力がある。問題に対する奇抜な解決策が面白いところです。
でもなんか、この思想をすべて受け入れると頭がヘンになりそうなので、予備知識程度の感覚で読んだ。一日で読んだ。 -
所さんになりたい。
いつまでもスマートな不良でいてほしい!
所ジョージの作品





