- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043475063
作品紹介・あらすじ
恋人を殺された女子大生の有沙は、自分の手で犯人を突き止めて復讐するために、二人の女、融と菜つみを京都旅行に誘い出す。しかしこの計画には、有沙本人も知らない恐るべき秘密が隠されていた!携帯メールに送られてくる「187」の謎…。三人はいつしか、底知れぬ恐怖に追い込まれていく。本当の犯人はいったい誰なのか?ゲーム化された大ヒットノベル『彼岸花』を超える恐怖!鬼才、長坂秀佳が挑む驚天動地のホラー。
感想・レビュー・書評
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作品解説(カバーより):恋人を殺された女子大生の有沙は、自分の手で犯人を突き止めて復讐するために、二人の女、融と菜つみを京都旅行に誘い出す。しかしこの計画には、有沙本人も知らない恐るべき秘密が隠されていた! 携帯メールに送られてくる「187」の謎……。三人はいつしか、底知れぬ恐怖に追い込まれていく。本当の犯人はいったい誰なのか?
『弟切草』三部作(「弟切草」「彼岸花」「寄生木」)の二作目、『彼岸花』の異聞ということですが、はっきり言って微妙です。ストーリーの下地は『彼岸花』とほぼ同じで、謎だった部分を詳しく解説していますが、どの部分を読んでもこじつけに見えてしまいます。中でも最大の不満は、シリーズ中最大の魅力を持つキャラクター『ばらもん』が出てこないことで、それだけでもかなり評価を下げています。よほど『彼岸花』が好きな方は別として、あまりオススメできません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
角川ホラー文庫だから買ったが...
正直、期待はずれ(- -
読み進んでから気付いたが、
この人の作品には以前にも
がっかりした記憶が(- -
ま、作品自体がどうこうと言うより
私の読みたいものではない、という
趣味の問題かも知れませんが。
後書きを読むと、作者としては
「ホラーではなくミステリ」
として書いた、みたいなことが
書いてあるのですが...
とにかく状況設定から
キャラクター設定、言動、感情、
ストーリー運びに至るまで、1mgも
「リアリティ」というものがない。
台詞はすべて説明臭いし、
主な登場人物の言動は
「普通はそうは考えないよな」
という方向にしか進んで行かず、
そのためにトラブルを大きくする。
もうね、ジャンプとかで中学生が読む
マンガで、12回完結の予定が
予想外に人気が出たので
無理やり一年間連載しました、
という印象の行き当たりばったりさ(- -
元々はゲーム作家らしいが、
なるほどな、と思わせる感じ。
やたらとギミックばかりが目立ち
登場人物に、リアリティはもちろん
「魅力」というものがまったくなく、
ちっとも感情移入できない。
ゲームで、おどろおどろしい効果音と共に
アニメで見せられれば、まあちょっとは
びっくりするのかな、という感じ。
はっきり言い切ってしまいますが、
文字だけでは「作品」として
成立しておりませんな。
途中で何度も投げ出しそうになりましたが、
「ここまで広げた大風呂敷をどう収めるのか」
が気になって読了してしまいまして(- -
結果は...「投げ出しときゃ良かった」(- - -
彼岸花読めば面白いと思う。
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弟切草ワールド第4弾?やる毎に展開の変わるサウンドノベルチックに彼岸花のアナザーストーリとも言えるスケールアップ版。展開も結末も違う新ストーリーなので、原作ファンには楽しめるかと
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恋人を殺された女子大生の有紗は、自分の手で犯人を突き止めて復讐するために、二人の女、融と菜つみを京都旅行に誘い出す。しかしこの計画には、有紗本人も知らない恐るべき秘密が隠されていた!携帯メールに送られてくる「187」の謎……。三人はいつしか、底知れぬ恐怖に追い込まれていく。本当の犯人はいったい誰なのか?ゲーム化された大ヒットノベル『彼岸花』を超える恐怖!鬼才、長坂秀佳が挑む驚天動地のホラー。
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なんかもう、ややこしくなってきました…。小説版サウンドノベルといいますか、『彼岸花』の別ルートエンディングです。
小説の仕掛けとしては面白い試みだと思います。著者はあとがきの中で何度も「コワイです」と言ってますが、私はあんまりコワくなかったですよ? -
小説には,こんな手法もあるのかと関心させられました(←偉そうに)
(2003/2/10(月))