黒い童謡 (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店 (2003年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (402ページ) / ISBN・EAN: 9784043475070

作品紹介・あらすじ

高時給にひかれてある研究所にアルバイトにやってきた青年。しかしそこでは「ずいずいずっころばし」のメロディを使って恐るべき人体実験が行われていた!

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    題材は面白そうだったのだが…。

    「春」遺産うんぬんの話が出てきたあたりでしらけてしまった。本人は知らずにその他の大勢だけが知ってるってどうなのよ? あと主人公、人の言葉を信じすぎ。結末には満足。

    「夏」またもや金銭がらみかい!理由が安易すぎ。
    もう少し短かったら楽しめたかなぁ。

    「秋」全2作とは違い男性が主人公なので入り込みやすかった。ただ、しり切れとんぼかいっ。

    「冬」が好みの作品。でも主人公、人の言葉を信じすぎ。それとドタバタしすぎ。

    意味深に各話に登場してた結果、このエピローグ?蛇足。

    なんやらすべてが薄味で読み応えがなかった。


    最後にブクログへの不満。この本を検索するのに苦労しました。
    タイトルでも作者でもレーベルでも検索できず、キンドル版をクリックしたら同作者の作品でようやく出てきました。

  • 2010/9/1

  • 民話伝承、童謡系ホラー小説個人的に好みです。
    童歌ってなんか薄暗くて、もの哀しげなメロディーと詩の意味も不明瞭で確かに小中学生の頃それに因んだこわい話流行ったかも。
    本作では「ずいずいずっころばし」「花いちもんめ」「かごめ」「通りゃんせ」の4編成短編、中には廓用語や男女の睦事説に因んでやたらエロい方へ進んで少し引いた場面もあったけど全体的には楽しめました。
    ただ変なカタカナ表記が読みにくい。携帯がブルった。とか。
    なんか冷めた。

  • 「死」に関する4つの物語。さすが長坂秀佳です。どれも面白くて怖くて引き込まれました。

  • 中編よっつからなる読み切り。設定はありきたりでも書き手によって引き込まれるという好例。例によって若い子のセリフが古いが(仕方ないよね…)、すべての読み切りに一瞬はだまされる場面があって飽きなかった。
    作者買いまではしないものの、手当たり次第に読んでいたら面白いのがあった、あら長坂さんだったわ、という感じの人。

  • (収録作品)春・ずいずいずっころばし/夏・花いちもんめ/秋・かごめ/冬・通りゃんせ

  • 考え過ぎて疲れた。

  • 童謡を元にして物語りが展開していきます。

  • 【何気に昔から歌われてきた童謡
    それらの歌詞には暗い意味があった。。】
    今回は人に薦められてこの本を読みました。童謡の歌詞に別の意味があるという事には強い興味を惹かれました。解釈もいろいろで面白かったです。

    ただ、物語をすすめる強引さが印象が残りました(-o-;
    特に『夏・花いちもんめ』の出会いのシーンとか。思わず「なんじゃそりゃ」と引いてしまったほどです。

    ホラー作品なので・・と言われたらそれまでなんですが。どうも普段はミステリーばっかりなので現実感が微妙に欠けると冷めちゃう傾向が。。
    最初から架空の世界なら問題ないんだけど。

    でもまぁ、映像化しても面白いかなぁとは思えますね。
    むしろ映像化で見てみたい作品です!!

  • H19.9.10 読了
    4つの童謡を題材にして、それぞれの死の物語り。
    ストーリーとしては、いまいち盛り上がりに欠けたかなという感じがしたが、題材とその解釈は面白いと思った。

  • 不気味不気味。夜中一人で読んで欲しい。長坂節が病みつきになります。

  • 童謡を元にした短編集。長坂氏らしいブラックな感じは楽しいが、少し物足りない感じも否めないですな

  • 高時給バイトの募集を見て、明け方の銀座にやってきた孝介。古びた雑居ビルの前に立った時、どこからともなく子供たちの歌声が……。”通りゃんせ”のメロディに乗って行われる恐るべき人体実験とは……!?「春・ずいずいずっころばし」「夏・花いちもんめ」「秋・んごめ」「冬・通りゃんせ」──四つの黒い唱は、一つのラストへつながっていく……。鬼才、長坂秀佳が奏でる最新刊、ニューホラー!

  • 童謡モチーフに弱いんですよねえ…。弟切草三部より好きかも。

  • 背表紙に書かれていることを鵜呑みにして読み終わると,見事に裏切られます
    (2003/5/19(月))

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